August 25, 2020

コロナの検査を受ける

プリンストンでは今週から、学生はキャンパスにいる場合に週に2回、無症状の場合でもコロナのテストを受けることになっている。「キャンパスにいる」の具体的な条件は、1週間で8時間以上キャンパス施設を使うことだが、それ以外にカレッジや大学が所有するアパートに住んでいる人は無条件で受けなくてはいけないため、やや渋々だが検査を受けに行ってきた(渋々というのは、オフキャンパスの家に住んでいる学生は検査を受ける必要がないから、まあ検査を受けられるのはラッキーと言えばラッキーなのかもしれないが、出不精なので検査のために外出するのが億劫に感じる)。

検査施設は大学内にあるスタジアム、風通しが良い。今日の天気は晴れていたが、雨の日は駐車場、駐輪場から会場まで少し歩くので、検査する場所にはテントがあるとは言え、濡れるかもしれない。

そこまで会場は混んではおらず、social distanceをとって順番にpodに案内される。受付で学生証を見せるとスタッフの人が自分の名前を手書きで加えた検査キットを渡してくれ、それにスマホにある大学専用appを使ってキットのバーコードをスキャンして、本人が検査したことを確かめる仕様になっていた。

唾液を一定量集めるタイプのキットだったが、規程量まで唾液を出すのが結構大変だった。普段唾液を出そうとして出しているわけではないので、全部出し終えられないためにその場を離れられないと思うと、少々いたたまれない気分になった。パーティションで仕切られているとは言え、隣の人たちが横一列になって唾液を出しまくっているかと思うと、少し滑稽に思えてきて余計に唾液が出なかった。

規定量まで出し終えたら謎の青い液体と混濁させ、キャップを閉め、自分で専用のポストに投函する。それで終了。慣れれば5分もかからない気はする。これから学期終了まで週に2回(今後回数、会場は変わる可能性はあるらしい)、今日みたいな形で無症状者向けのテストを受けることになる。

出口にプリンストン大学のロゴが入ったマスクが無料で配布されていたので、ありがたくいただくことにした。間違いなくこの季節限定のアイテムなので、使わずにとっておこうと思う(アベノマスクみたいな発想)。メルカリで売れるだろうか…

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