September 25, 2016

土日

休日らしいといえばらしく、らしくないといえばらしくない、そんな二日間。

土曜日、朝早く起こされ、10時半に家を出て、有明の方へ。東京ビッグサイトで国際ブックマーケット参加してきました。

主に書物復権の出版社と大学出版協会の棚を見ていました。普段は東大、名大出版会以外の本なかなか見ないのですが、いろんな大学出版の本眺めることができて楽しかったです。教育社会学系の本を幾つか購入して(玉川大学出版会の本など)、大学へ。


というタイミングで雨が降る。仕方ないので、喫茶店で待機しながら止むのを待ち(傘買うくらいならコーヒー飲んだほうがという話で)、午後5時頃に研究室、それから論文など書く。夜に電話。深夜にパワポ作り。

日曜日、翌日遅くまで作業していたのでやや不調。単語をやり、英語論文の方をいじる、このペースだと本当に締め切りギリギリ。そのあと、午後4時から寮の歓迎会。終了後、依頼原稿の執筆。そのあと、新宿でレッドタートルを見て、吉祥寺の沖縄料理屋でソーキそば。帰宅後、少し論文を書いて、仮眠、起きて、修論の方を書く、文献整理。朝になる。

September 23, 2016

水木金、そして最近考えていること

水曜日。午前10時半から勉強会。当日で一旦区切りを入れる。終了後、こくわがたに。研究室に戻ってきて、分析。今やっているのは、GREの単語、ライティング、それと英語原稿に修論、あと地熱。多少の差はあれ、この三日間はこれらを満遍なくやってきた。

修論の方は、第3章の分析にとりかかる。学校歴を加味した結婚タイミングの分析をしているが、意外と結果が出た。ミスマッチ仮説を敷衍しているが、やはりもっと先行研究に寄り添うべきかもしれない。結果が出ても出なくても、先行研究をどれだけ深く理解しているかで面白さは左右される。

明日も引き続き同じメニューで、第3章書き上げたら第5章に入ります。この辺りから峠を越えた感じになるかもしれない。第3章の結果が出て、一息ついた感じ。

研究生活はメンタルが大事だなと感じる。先週は十月の予定を立てる差異に自分の無計画さに辟易して、対象が優れなかったが、一度開き直って、今はやってやるぞと思っているので、体調はいい。メンタルを強く持たないと、研究はやっていけないなと感じた。

September 20, 2016

火曜

時間が足りないですね。

ひとまず、生存分析のパートは学歴を細かく見て面白いことが言えそうな感じ。

先週の木曜ですが、計量分析研究会で報告、この日まで結構迷走していた気がするが、コメントをもらい幾つか決心をしてみた。ただし、Apple storeにトラックパッドを修理に出していたので、作業はできず。一週間かかると言われたが、疲れていたので、えいやという気持ちで大丈夫ですと言ってしまった。

金曜日、共同研究室にて論文の執筆とGREの申し込みなど。暑かった。経済社会学研究会に参加後、六本木で君の名はを見る。少々気分が晴れやかになる。

土曜日、共同研究室が開いてないので、論文が書けない。仕方ないので、学校基本調査のデータをいじる。これでほぼ一日潰れる。そのあと、group submissionのネタについて考える。

日曜日、ディズニー。なんでも、小学校でそういう話題になり、みんなディズニーいってるし弟もそれなりに見るしということらしい。それなりに時間的、金銭的余裕がある世帯ならディズニーは行くものかと思っていたが、正直ミドル層は来るのかよくわからない。

一通り楽しめ、弟も満足したようでよかった。身長制限で乗れないのと、トイストーリー以外のファストパスが使えるアトラクションは制覇。自分、高所恐怖症なのにTower of terrorの中身知らずに入ってしまい心臓止まりそうだった。シンドバッドはスモールワールドみたいで気に入った。自分も4、5歳の頃にランドに行って、覚えているのはスモールワールドと帰ってきたときにドアに風船はさめてしまった割ってしまったことくらいなので、子どもにとって何が記憶に残るかなんてこちらが予想できることではない。それでも、弟が笑ってくれるのはこちらにとってみれば嬉しい。

月曜日、さすがに歩き疲れて10時間睡眠。院生室で、先週もらったコメントをもとに第4章を大きく改稿。分析にブラッシュアップの必要は残るが、これでようやく一眼に出せるストーリーにできたかもしれない。

やや内省気味になるが、ここまで書いたという気にならないと、気分が落ち着かない。仮説を考えているときは楽しいかもしれないが、結論が見えないのは暗いトンネルに身を侵されているようで、メンタルに悪い。それが先週だった。一歩トンネルを抜けた気分の一日。および、group submissionの案を提出。あとは書かないと。

火曜日、引き続き院生室で分析。といっても、まずは最後の階層研のレジュメ。次に、学歴の異質性を考慮に入れた分析。および第三章の構成を考え直す。帰宅後に地熱、および事務作業。

September 14, 2016

木曜

自分のような境遇で忙しいというのはおこがましいのかもしれない。
とはいえ、修論や留学の用意、さらに地熱論文、group submission、2次分析研究会、その他研究会、寮の仕事、やや負担が多い。卒論の時はこんなではなかったのに。

水曜

修論検討会、終了後こくわ。catパッケージの勉強。チケット購入。

September 13, 2016

修論第6章

今日もつれつれと研究。帰宅後に明日の資料作り。

Beck, Audrey, and Carlos González-Sancho. 2009. “Educational Assortative Mating and Children's School Readiness.” : 1–38.
Bernardi, F, and J I Martinez-Pastor. 2011. “Female Education and Marriage Dissolution: Is It a Selection Effect?.” European Sociological Review 27(6): 693–707.
Bernardi, Fabrizio, and Juan-Ignacio Martínez-Pastor. 2011. “Divorce Risk Factors and Their Variation Over Time in Spain.” Demographic Research 24: 771–800.
Blossfeld, Gwendlin. 2014. “Educational Assortative Mating and DivorceA Longitudinal Analysis of the Influences of Education on the Divorce Rate for Different Educational MatchesGwendolin J. Blossfeld March 2014.” : 1–51.
BUMPASS, L L, and J A SWEET. 1972. “Differentials in Marital Instability: 1970.” American sociological review.
GLENN, N D, S K Hoppe, and D Weiner. 1974. “Social Class Heterogamy and Marital Success: a Study of the Empirical Adequacy of a Textbook Generalization.” Social Problems.
Goldstein, J R, and C T Kenney. 2001. “Marriage Delayed or Marriage Forgone? New Cohort Forecasts of First Marriage for US Women.” American sociological review.
Goldstein, Joshua R, and Kristen Harknett. 2006. “Parenting Across Racial and Class Lines: Assortative Mating Patterns of New Parents Who Are Married, Cohabiting, Dating or No Longer Romantically Involved.” Social Forces 85(1): 121–43. http://sf.oxfordjournals.org/content/85/1/121.full.pdf.
Goode, W J. 1951. “Economic Factors and Marital Stability.” American sociological review.
Kalmijn, Matthijs. 2013. “The Educational Gradient in Marriage: a Comparison of 25 European Countries.” Demography 50(4): 1499–1520.
Kalmijn, Matthijs, Paul M de Graaf, and Jacques P G Janssen. 2005. “Intermarriage and the Risk of Divorce in the Netherlands: the Effects of Differences in Religion and in Nationality, 1974–94.” Population Studies 59(1): 71–85.
Kohara, Miki. 2008. “Is the Full-Time Housewife a Symbol of a Wealthy Family?.” Japanese Economy 34(4): 25–56.
Martin, Anne, Rebecca M Ryan, and Jeanne Brooks-Gunn. 2007. “The Joint Influence of Mother and Father Parenting on Child Cognitive Outcomes at Age 5.” EARLY CHILDHOOD RESEARCH QUARTERLY 22(4): 423–39.
Piotrowski, Martin, Arne Kalleberg, and Ronald R Rindfuss. 2015. “Contingent Work Rising: Implications for the Timing of Marriage in Japan.” Journal of Marriage and Family 77(5): 1039–56.
Raymo, James M et al. 2015. “Educational Differences in Early Childbearing.” Demographic Research 33: 65–92.
Raymo, James M, and So-jung Lim. 2011. “A New Look at Married Women’s Labor Force Transitions in Japan.” Social Science Research 40(2): 460–72.
Setsuya Fukuda, James M Raymo. 2015. “New Patterns of Educational Differentials and Assortative Mating After 2005 in Japan:a Shift in the Foundations of Marriage?.” : 1–20.
Tynes, S R. 1990. “Educational Heterogamy and Marital Satisfaction Between Spouses.” Social Science Research.

TZENG, M S. 1992. “The Effects of Socioeconomic Heterogamy and Changes on Marital Dissolution for First Marriages.” Journal of Marriage and Family 54(3): 609–19.

September 12, 2016

月曜

原稿をひとまず仕上げ、こくわがた。そのあとは研究室で分析、執筆など。
第6章について着想を得て、幾らかメモをする。

文献探し
Beck, Audrey, and Carlos González-Sancho. 2009. “Educational Assortative Mating and Children's School Readiness.” : 1–38.
Bernardi, Fabrizio, and Juan-Ignacio Martínez-Pastor. 2011. “Divorce Risk Factors and Their Variation Over Time in Spain.” Demographic Research 24: 771–800.
Blossfeld, Gwendlin. 2014. “Educational Assortative Mating and DivorceA Longitudinal Analysis of the Influences of Education on the Divorce Rate for Different Educational MatchesGwendolin J. Blossfeld March 2014.” : 1–51.
BUMPASS, L L, and J A SWEET. 1972. “Differentials in Marital Instability: 1970.” American sociological review.
Kalmijn, Matthijs, Paul M de Graaf, and Jacques P G Janssen. 2005. “Intermarriage and the Risk of Divorce in the Netherlands: the Effects of Differences in Religion and in Nationality, 1974–94.” Population Studies 59(1): 71–85.

TZENG, M S. 1992. “The Effects of Socioeconomic Heterogamy and Changes on Marital Dissolution for First Marriages.” Journal of Marriage and Family 54(3): 609–19.

September 11, 2016

家族社会学会2日目

午前中の二つの部会に出席。NFRJときょうだいセッション。前者は相変わらず家族社会学会の歴史を学ぶ場所となる。どうしても学会の付属委員会だと、ああいう話になってしまうのかもしれない。きょうだいセッションはいくつか興味深い点がありました。友人が質問力云々と言っていて、考えるところもあり。非血縁関係における血縁要素という土台できょうだいを考える時、これは必ずしも日本だけに見られるものではなく、そのためタテ社会の話などはやや日本固有のきょうだい秩序を想定しているように見える。議論を聞いていると、義兄弟の話なども念頭に置いていたように思われるが、社会化の議論などはより一般的な内容になるかとおもった。

終了後、全学停電のためスタバで作業。5時から院生室にうつり、Lemを動かす。帰宅後、改稿。起床して、送信。

4章に入りたいけど、やや疲れている。




September 10, 2016

家族社会学会1日目

ここ最近学会報告やら何やらで忙しかったです。
今日は早稲田で家族社会学会でした。午後のワークライフバランス部会で育児休業の分析を報告。色々と自分の守備範囲ではないので、いただくコメントには反省しきり、、、最終的に何かの形にして、10年後くらいに育児休業の分析をする人が読んでもまあ引用するかと思ってくれる論文にしたいです。

総会に参加して、新会長は石井クンツ先生となりました。駒場時代に先生の英語ディベートの授業を取っていて、実は自分が初めて会った社会学者です。先生はいつも明るく、パワフルで、非常に頼もしい。新会長のもと、ますます学会が進展しますようにと願っております。

疲れていたので、懇親会途中抜けして、修論第3章の続きを書きます。

September 7, 2016

今日は1日明日明後日のゼミ報告の用意でした。なかなかに辛い。

September 6, 2016

どたばた

熊野から帰ってきたのが一昨日とはとても思えません。電車から、車から見える海の景色はおぼろげで美しかった。

起床後、家を出る。駅で寮の後輩と遭遇。こくわ経由で歩いていると、鍵がないことに気づく。どうやら自転車を駐輪したところに置いてきてしまったらしい。
少し不安になりながらも仕事。主として、明日の研究会の予習、地熱の分析、本のコピー、ノートの購入、iPadでプレゼンするためのアプリとライトニングケーブルの購入。Demographic Researchにアップされた自分の関心に近い論文を読む。ざっと5時間程度作業して、帰路につく。ユニクロで研修中に破けたジーンズに代わるものを探す。結果的に、同じものは生産してなかったが、ジョガーパンツとスリムフィットジーンズを購入。自転車に油をさしてもらう。帰宅後、新入寮生と面会。夕食を済ませ。脱力。ユンケルを飲んで、2時間半ばかり、自分の研究。


September 5, 2016

エンジン

熊野で120時間程度過ごしてしまったので、今日はエンジンをかける。

深夜に不平等研の資料を作成し、寝る。午前中に洗濯を済ませ、AAS原稿の提出。こくわで昼を済ませた後、研究会まで家族社会学会のスライド作り。分析を終え、深夜に完成。少し地熱。

進んだような、進んでいないような。一歩ずつ。

September 2, 2016

熊楠と熊野古道

二日目(1日は)南方熊楠ゆかりの地を訪ねる。写真だけだと伝わりにくいですが、一枚目が熊楠の墓地がある高山寺隣にあった猿神社跡。ここで熊楠は新種の粘菌アオウツボを発見したらしい。といった文脈を踏まえることで、神社合祀反対の面影を見ることができる場所。この旅で痛感しましたが、何の変哲も無い土地も、語り、伝承、物語、逸話、様々な表現がありますがそうした人々の中で共有されるストーリーを媒介することで、意味のある立体的な図になるのだということを思います。この一枚はただの緑地しか写していないように見えますが、その道の人の解説を加えると歴史の中に位置付けられる貴重な一場面となります。

熊野本宮にある湯の峰温泉の民宿に宿泊した後、三日目は本宮に移動して熊野古道中辺路(なかへち)散策。発心門王子から本宮大社までの約7キロの道を語り部の方と一緒に4時間。写真は道中にできた森林浴スポット。どうやら、熊野古道が観光的な色彩を浴びるようになった2000年代以降にできたような話でしたが、1000年以上の歴史を持つ熊野古道は時代の趨勢に応じて王子の数も変わったり、道ができたり、滅びたりしています。その意味で言えば、このような森林浴のスポットも時代の移り変わりを表す一枚なのかもしれません。数百年前にこんなところで森林浴していたら山賊に襲われて死ぬんじゃ無いかという気がします。ある意味で平和の象徴のような。寝るととても気持ちがいいです。写真に写っているのは語り部の方です。大変お世話になりました。