October 28, 2021

今学期の目標

の途中経過

1. 博論第1章(遺伝と学校歴セレクション)の原稿を完成させて、DPとして出す。

 →ドラフトはできている。複数の学会、セミナーで報告。

2. 博論第2章を某ジャーナルに投稿する。

 →もうすぐ投稿予定。

3. 博論第3章プランBのドラフトを書き、指導教員からコメントをもらう。

 →原稿は送付済み。複数の学会、セミナーで報告。

4. 博論第3章プランAについて先行研究を読み、リサーチデザインを考える。

 →始めたばかり

5. Demographic ResearchでR&Rになってた論文の改稿、提出。

 →アクセプトされて、再現性コードも送付済み。

6. Sprngerから出る本の校正を済ませ、出版。

 →出版。書評されるらしい。

7. 慶應大学出版会から出る本の1章の校正を終わらせる。

 →提出、11月中旬発売(長かった...)。

8. 学歴同類婚と所得格差の論文を完成させ投稿

 →コメントが戻ってきたので改稿する、日本社会学会で報告

9. きょうだい構成と結婚タイミングの論文を完成させ投稿

 →もう少し

10. 健康と結婚への移行の論文のドラフトを完成させる

 →共著者の都合で中断、冬休み前までに再開するか?

11. 東大社研課題公募研究会「高校生の進路選択とジェンダー」の運営

 →第5回研究会で報告、第6回研究会は11月。

12. 「理論と方法」の書評

 →書き始めたけど、提出は冬休み。

13. 「数理社会学事典」の項目執筆→

 一つは終了。もう一つは校正待ち。

14. 配偶者選択基準の実験のための予算

 →プロポーザルを提出

15. 某研究助成

 →そろそろ始める。

October 27, 2021

秋学期8週目

 水曜日

今日は10時から2時間研究したあと、昼からランチセミナー、終わってキャンパスに行き、1時半からオフィスアワーを挟み2コマ教える。夕食を食べて論文を読み、6時半から3時間機械学習のセミナー(メソッドではなくメタな話)。帰宅後11時から2時間、日本の研究会に参加、報告。明日から2日間学会。たまに忙しい日が入るけど、食事制限をして、適度に運動して、良質な睡眠を取れば、なんとか乗り切れることに気付きつつある。マッサージを受けた後の今週は特に調子がいい。

研究会後の感想

80歳くらいになって身体的に分析ができなくなってきたら、日本語でアメリカの人口学と社会学の距離の近さに注目した学説の本書きたいなと思った。人口学の視点が広く共有されていることがアメリカの社会学のアメリカらしさだと思うし、人口学が強い理由でもある。自分の知的オリジンを記録に残したい。逆にいうと、手と頭をアクティブに動かすことができる間は、時勢に乗り遅れず経験的な研究をしていきたいなと思う。

木曜日

昨日遅くまで起きていたのを引きづり、気分が悪い。しかし11時から授業。そしてすぐ学会。自分のセッションは3時半からだったが、レコーディングだったので結局特に何も発言しなかった。終了後走って、ご飯を食べながら日本沈没を見て、風呂。

金曜日

割合しっかり寝たので気分はいい。しかし寝過ぎて11時からの予定まで30分。Hさんの映画会に出て、strat seminarに参加、Yさんにガチ研究フィードバックをもらいながら映画会に再び参加。その後IGSSの報告を聞いて、もういいかなと思ったので研究所性の申請書を書く。16時から大学に行って報告を聞く、その後夕食。帰宅後眠かったので記憶を数時間飛ばす。今に至る。再び申請書を書く。明日はアーミッシュのマーケットに行って、日本時代にアシスタントしてた人を知る人とディナー。

October 24, 2021

NYC trip 秋休み

プリンストンでは感謝祭にもならない10月に1週間の秋休みがあり、これを利用して先週ボストン、今日はNYCに行ってきました。

まず肩こりが限界だったので、はじめにチャイナタウンで整体を受けてきました。コロナ禍で身体的距離の近いサービスは嫌煙しがちになり、2年ぶりの整体でしたが、肩の可動域が広がり、自然と上を向くようになり、思考も明瞭になっている気がします。マッサージを受けて体に悪いこともないと思うので、体が資本の研究者(どの職業でも大概そうだと思いますが)を続けるために、定期的に通おうと思いました。ちなみに、以前先輩に勧められて行った、痛過ぎて肩こりが解消すると同時に別の箇所に痛みが出る中国系マッサージ店はコロナ禍で潰れてしまったので、今回行った店は今日が初めてでしたが、店内も清潔で店員さんも丁寧な対応でよかったです。

寿司とラーメン以外の日本食グルメ開拓が趣味になりつつある最近ですが、今日はマッサージ店からほど近いDr. Clarkに行ってきました。アルファベットになると?という感じですが、クラーク博士を冠した北海道レストランの店です。ジンギスカンは二人前以上からだったので、一人でも食べられるラムチョップとイカリゾットを頼みましたが、想像以上でした。なかなかアメリカでジンギスカンが食べられる店はないと思います。全体的にアングラで(井口理似の)店員の対応が素っ気ない雰囲気だったのも逆に好印象だったので、推しレストランになりました。夜の居酒屋利用がメインだと思いますが、昼でも全然いけます。イカリゾットは日本でも食べに行きたいレベルでした。

寄り道が過ぎましたが今日のメインの予定は初のNBA観戦。ホームチームのネッツは敗れはしましたが、デュラントは噂通り傑出した選手なのは素人目にもわかりました。第3クォーターまで接戦だったのに最後に引き離すホーネッツの試合巧者ぶりが印象的でした。夜ご飯は試合会場から少々歩いたところにある日系のラーメン屋さん。アメリカ一風堂で長く商品開発をされた方がコロナ禍が始まる2週間前に始めたというお店です。独創的なラーメンがメニューに並んでおり、時間を忘れて選んでしまいます。ブルックリンまで足を伸ばすには十分な美味しさでした。

この1週間で十分に休んだので、学期末まで残り6週間、研究・ティーチングにこれまで以上に精を出して、日本に一時帰国したいと思います。


October 22, 2021

ネイティブアメリカンとパンデミック

 に関する論文がアクセプトされました。論文一つ一つには出来上がるまでの人間臭いストーリーがありますが、今回の論文はかなり思い出深い論文になりそうです。

論文で示している推定値はすごくシンプルなんですが、それを出すために一つの論文では一番長いコードを書いた気がします。理想のデータがないときには、次善の策としてデータを理想に近づけますが(今回は標準化)、複数のミクロデータを要約するのと合わせ、その作業が結構難儀でした(言葉で説明してると簡単に聞こえますが、かなり難儀です)。

論文では、アメリカで最も不利益を被っていると言っていいネイティブアメリカンに注目して、人種別のコロナ死亡率を州ごとに推定し、他のデータと合わせて州レベルの相関から、何が死亡率を引き上げる要因かを推測しています(州レベルの相関か、と思った人はここで読むのをやめてくださって構いません)。分子と分母に異なるデータを使って年齢・カウンティの間接標準化を行うのですが、このマッチングが意外と面倒くさいです(例えば同じカウンティがあるデータではLaGrandeなのですが、別のデータではLa Grandeになっているのです)。

間接標準化をしたあとも、マイノリティの死亡率(この時点で標準化人口との比)を白人のそれをレファレンスにするかで結果も変わるので若干考える必要がありました。標準化死亡率の信頼区間を出したり、保留地が重要な要因であるとわかってからは別の統計を入手したり、思った以上に大掛かりな論文になりました。

とはいえ、このプロジェクトのミソは、学部生発案のアイデアを(ほぼ私が全て)分析して、シニアの先生がエレガントに論文にするという珍しいコラボレーションです。若干寄り道が過ぎた感があるけど、サブスタンティブも、メソッドも、共同研究の分業についても学ぶことは多く、思い出深い論文になります。

今年出そうな論文はこの論文で全てだと思う。2020年はほぼ何も出版できなかったけど、今年は溜まった分も出て、本1冊、英語論文5本(うち1つはデータベース)、日本語論文3本(うち1つは本の1章)と頑張れた。来年は博論にする3章のうち最低1つでトップジャーナル(3大誌+D)のR&Rをとることが目標。3章全てを3大誌+Dに投稿するとすると、持ち玉は12発で、すでに2発使ってしまったので、残り10発で1つ当てれば、今後数年が結構有利に過ごせると思う(発想がギャンブル)

October 18, 2021

秋休み

週末はボストンとプロビデンスに行き、社会学の友人と会ってきた。

最後に行ったのはコロナ前の秋休みの時期で、実に2年ぶりの再会。気づけば皆博士課程も後半戦に入り、すでにマーケットに出ている人も。彼らとの思い出は土地と繋がっている。ハーバードやブラウンのキャンパスを散歩しながらたわいもない話をする時間が、あと数年経つと愛おしいものになるのだろう。

彼らの成功を祈りつつ、今日のように会えるのはあと何回もないと考えると、少し寂しくもある。

土曜日

朝7時前に起床し、すぐPrintceton Junction駅に自転車で向かう。7時10分発の電車だったと思うが、プリンストンのトレーナーやTシャツを着ている学生が多かったのが印象的だった。1週間の休みに入ることもあり、地元に帰るのだろう。ニューアーク空港に到着すると、学生以外にも多くの人でごった返していた、もしかすると休暇シーズンなのかもしれない。10時発の便でボストンへ。最初の予定まで時間があったので、ボストン美術館に行くことにする。お昼ご飯を近くのつるとんたんで済ませたが、求めていたタイプのうどんではなかった。早く丸亀製麺がNYCにできて欲しい。美術館をささっと済ませて、電車でハーバードスクウェアに向かうはずが、逆の電車に乗ってしまい、挙げ句の果てに疲れていたからか終点まで爆睡してしまい、次の予定に30分ほど遅れることになった。

まず会ったのは、ハーバードの社会学にいる韓国人の友人。彼とは生年月日や研究関心も近く、同じ入学コーホートということもあり、心を通わせていると思っている友人の1人。2年間会っていなかったので、キャッチアップ。時間も経地、興味関心もお互い多少変わっていた。彼は家族の話に焦点をより移し、僕はゲノムの話をやり始めている。ウェビナーで顔を合わせることはあっても、なかなか互いの最近の関心まで話すことはないので、こういう会話をまた始めることができるようになって、日常を取り戻している気がする。

5時半の予定も30分遅れで参加。ハーバードとMITの政治学にいる友人とスペイン料理屋でディナー。タパスとワインを堪能。夜は後輩の家に泊めてもらう。

日曜日

9時過ぎに家を出て、South stationからプロビデンスへ。11時半に到着し、ブラウンにいる社会学の友人たちと韓国料理屋でランチ。こちらも2年ぶりの再会、積もる話を色々する。将来どの国住みたいか、そんな2年前は想像の域で話していたことが、今日はとても具体性を帯びていた。この2年間で、みなパブリケーションを増やしていて、お互い少しずつではあるが前に進んでいることを確認した。キャンパスを少し散歩。偶然日本の人とも知り合う。

3時50分の電車でボストンに戻り、空港にいく。電車にすれば良かったと後悔したが、うまくタイミングがあって、10時半には自宅に戻ることができた。

この休みは平日も旅行しようかと思ったが、溜まりに溜まった仕事があるので、平日は研究に集中しようと思う。日曜はNYCに遊びに行く予定。

October 11, 2021

秋学期7週目

 月曜日:社会学部のコロキウム。7時まで浪人論文の改訂。その間、メール返信(月曜は多い)、native americansのペーパー最終改訂。走って夕食を食べる。その後火曜日のreview sessionの用意。11時から怒涛のメール返信・送信。水曜の授業の質問を投げる。

経済学賞の受賞者に社会学の人でも馴染みがあることは、一面では彼らの業績が分野を超えて広がっていることの証でもある一方、社会学の定量的な分析がますますエコノメの手法に依存してしまっている側面もあるのかなと思う。よく指導教員の指導教員が言うのだけど、彼が80年代にマディソンで博士課程をしてた時、ゲーリー・キングは政治学ではなく社会学の統計の授業を取ってたらしい。当時は社会学の方が政治学よりも統計的な手法は進んでたと。30年で政治学の方が随分発展したと思う。

 火曜日:OPRセミナー。11時から授業。review session用のスライドを作り、腹が減ったのでピザを食べる。その後実験論文のファンディング申請書の執筆、5時からセッション。明日の報告資料を作る(今週は三つも報告があり大変)。終了後帰宅。8時半からreadi。今日の授業で箸遺伝子(successful-use-of-selected-hand-instruments gene, SUSHI)の説明をする時に、sushiって言うけど日本人は寿司を箸じゃなくて手で食べることもあるって冗談のつもりで言ったらドンスベりした、今年一番スベった。

 水曜日:ゲノム論文の報告。かなり建設的なコメントをもらった。時間をとってくれて感謝。1時半から4時半までティーチング、6時半から機械学習の授業。ポリシー系の人がいて、考え方が違うんだなと思った。合間に細々とした仕事をこなして、かなり忙しい。明日、スライドを作らないといけない。

 木曜日:11時からTAしている授業の試験。honor codeがあるので、部屋から出て作業。テストはよくできている気がする。週明けに採点。ささっと昼ごはんを食べて、ジョブトークのリハに参加。ゲノム授業の先生と電話して、早々に帰宅。疲れがひどかったので一眠りして、走る。学内助成の申請書を書き、medarxiv用の原稿を整理。申請書を提出。明日の報告のスライドを作る。そのあとひたすらメール書き。

 金曜日:浪人論文の報告

 土曜日:ボストンへ発つ

 日曜日:プロビデンスへ

October 6, 2021

Harden. Genetic Lottery 感想

パブリック向けにかなり積極的に発言しているHardenさん、この本では社会ゲノミクスを「反優生学」と位置づけ、優生学との関連で社会ゲノミクスの立ち位置を説明している。単に過去の過ちを顧みるだけでなく、今の社会ゲノミクスが過去の優生学と比べ何が同じで、何が違うかを解説しているのもよかった。

ゲノムに対するこれら立場の違いが、本の主題(ゲノムは社会的平等にどういう意味を持つか)にとっては重要になる。最後の章では、社会ゲノミクスが社会的平等を獲得するために不可欠であるとし、優生学への嫌悪感からゲノムを考慮しようとしない社会科学者をgenome blindとまで言っている。ゲノムを見ないことで、社会科学者は何を見落としているのか、この本は一般向けだけではなく、同業者にも重要なメッセージを発しているように思える。

著者も違うため単純に比較はできないが、過去数年に出された社会ゲノミクスの本に比べて、GWASがもたらす科学的な知見をエキサイトメントとして捉える傾向が若干抑えられてる一方、分かったことが社会科学やパブリックなテーマにとって、どういう意味を持つかという点が強調されてて、ちょっとメタな視点が入っているように思えた。

というわけで、こういう本が一般向けに出たことは分野の成熟を示しているようにも感じる。第一線の研究者がパブリックな言説も踏まえて一歩引いて議論しているので、様々な分野の人に読まれると思うし、社会階層論の今後の研究を考える上でも、とても重要な文献だと思う。

プラクティカルには、近接分野の人に対しても社会ゲノミクスの重要性を理解してもらえないと、間口がこれ以上広がらないステージに来てるのかもしれない。実際に教えてて、社会学専攻の学生に「社会学にとってどういう意味があるの?」と聞かれるので、そろそろしっかりとした答えを用意する段階かもしれない。

面白い本だと思ったのですが、突き詰めると彼女の主張としては遺伝も社会階層論でいう親の職業や幼少期の家庭環境といったfixed at birth, 自分では選べないもの(であるからそこで生じる格差は縮めるべき)という話なのかなと思いました。そうすると、概念としては出身階層としてまとめられる気もして、既存の分析枠組みにすっぽり入ってしまう感じもします(それはそれでいいのですが。

Hardenさんがロールズ正義論を持ち出して遺伝的不平等の是正という主張を出しているところは、政治哲学に詳しい人が読むと若干ナイーブな気はします。授業で教えてても感じることですが、遺伝率の高さやそれにもかかわらず環境は大事という話を(Jencksの批判)を紹介しても、学生の意見は結構多様です。社会学部の授業なのでリベラルな人が多いですが、哲学的に功利主義的なバックグラウンドを持っている人は、遺伝的ポテンシャルをどう行使するかに人の責任を見出してて、書評で触れられているノージック的な立ち位置に近い気がします。ゲノムについて一生懸命教えても、結局それ以前に形成されている政治的な態度によってその解釈も変わってしまうところがある気がして、既に存在している政治的な意見の対立の中に遺伝が入ってしまう気がします、そうなると結局またイデオロギー論争が繰り広げられ、社会科学でもまた受け入れられないのでは、そんな気がしています。

October 5, 2021

秋学期6週目

 あっという間に6週目、来週で前半が終わりで秋休みに入る。学期の半分と考えればそんなもんんかと思うが、1年は2学期しかないので、もう4分の1が終わっている。学生からしてみると、1年コロナで休みになったのは本当に気の毒だったろうと思う。

日曜は休みながら少し作業、ダヴィンチコードを見た。月曜日は遅く起きて、まずは博論の1章で人口学系の雑誌に投稿するものを改稿し終え、指導教員に送った。そのあと、難関大学のジェンダーさに関する論文を進める。3時からオフィスアワーが入っていたので、2時半過ぎに出る。オフィスアワーが終わってからしばらく論文を書き、小腹が空いたので外に出てピザを一切れ。そのあと論文を書き続け、帰宅。「天使と悪魔」をみる。

火曜日、先生が病欠で代打の先生がzoomで続けていた授業が、ようやくin personになった。というわけで、11時にキャンパスに行くために久しぶりに午前中に外出。やはりin personの授業の方が学生としては満足度高そう。今日はあまりproductiveにはできず、RAの仕事や明日の授業資料の作成で終わった。

水曜日、今日も化学賞でプリンストンの先生がノーベル賞を受賞、沸き立つプリンストン。授業を二つこなした。いつも通り、一つ目のセクションは静か、二つ目のセクションはちょっと盛り上がりすぎて学生間で論争になってしまった。

木曜日、村上春樹氏もプリンストン関係者だが、残念ながらノーベル賞受賞はならず。11時に授業、12時からミシガン大学の奥山さんのトークに参加。質疑の捌き方が非常に上手だった。2時半から大学へ。論文を書き直す。3時半からプリセプト。3回目になると教え慣れるので、だいぶ自信を持って教えられるようになる。5時半からディナー。社会階層論のセミナーをやっていて、そのゲスト。ウィスコンシンの先生なのだが、彼がサバティカルだった年に私の一年目がぶつかったので、実は会うのは(多分)初めて。中華料理屋で白酒をたくさん飲み、明日が怖い。ポーカーの話、酒の話、パーソナリティの話、中国の話。帰宅して酔いを覚ましながらメールを書く。

金曜日:昨日のディナーでだいぶ寝過ごしたが、10時過ぎにキャンパスに行き、ワークショップ前にメンバーと朝食。その後ワークショップ、GSACのミーティング。解散後真鍋先生のお祝い会。帰宅して麻婆豆腐を作る。眠かったのでそのまま就寝。

土曜日:午前中に郵便局に行く。自分が自分宛に船便で送った荷物に署名が必要らしい、そんな手続きにはしていなかった気がする。いずれにせよ家に不在だったため、荷物を取り損ねたのが水曜日。木曜に電話して翌日に再配送すると言われたが、金曜には何も起こらず。USPSに呆れ流のはこれに始まったことではないが、直接行くことにした。直談判の効果でその日のうちに再配送。その後ついでにファーマーズマーケットに。家に帰ってマーケットで買ったカブでナムルを作った。その後イカゲームをずっと見る。

日曜日:午前中は機械学習の論文を読む。昼ごはんを食べて午後からネイティブアメリカンの論文の校正。その後走って、夜ご飯を食べながら日本沈没を見て、少々ダラダラしながら機械学習の課題のポストや書評。マーケットで買ったオクラを使っておひたしと胡麻和えを作る。

今学期は研究:ティーチング:その他雑務=3:3:4くらい。コースワークが終わればその時間がそのまま研究になるかと思ったら、院生組織の代表、書評、論文査読、学内グループのオーガナイズ、などの雑務が増えて意外と思い通りに使えない。ティーチングから解放される来学期からは、もっと研究したい。