December 29, 2014

12月29日(月)

早朝に就寝し、11時40分頃起床。今日は、駒場時代に隣のクラスで、現在は工学系研究科の原子力専攻に所属する友人とランチをしてきた。平日のランチの第一候補は、だいたいMOTHERS Cafe de Galette (マザーズ カフェ・ド・ガレット)。フランス風のクレープのことをガレットというやつで、焼いた生地の上にスイーツだけではなく目玉焼きや季節の野菜を調理したものが乗る。平日のランチはサラダとコーヒー/紅茶がついて1100円と割とリーズナブル(休日はコース1800円になる)。いつもは、目玉焼き、チーズ、ハムとほうれん草が乗ったコンプレを頼むが、ランチメニューには無かったのでヴィオレット(紫タマネギにハムやトマトが乗ったもの)を注文。周りは、吉祥寺有閑階級のマダムが多い。

彼女が研究のために東海村にインターンしていたのは知っていたが、それと並行して東海村が地域社会と原子力に関する社会科学研究支援事業というのを今年始めたらしく、この助成事業に、これまた驚いたことに社会学研究室出身の先輩と共同の研究課題が採択されていた。彼女は、原子力工学という、いわずもがな原理力に賛同する人たちが集まる専攻で,高レベル放射性廃棄物の処理方法に対する市民レベルの議論の必要性について研究しているという、すごい人。

彼女の話を聞いていると、確かに大変なことも多いらしい(特に、こうした将来的な廃棄に向けた合議への無関心があるようだ)が,反対に理解のある先生や研究所の人にも恵まれるらしく、未知の分野とキャリアを歩んでいる感じがして,とてもかっこよかった。彼女自身が、今後このような原子力事情を推進する「内部」から、これを相対的に見ていく人にとっての、非常に大切なロールモデルとなるだろう。

恐らく、想像できないくらいの困難も抱えることになるのかもしれないが、それを覚悟して研究している彼女の生き方に,深く感銘した(普段、自分が人の生き様に感動するなんてことはまずない)。フィールドが東海村ということで、僕もできる範囲で彼女の研究を応援したいと思った。

話しすぎたためか、その後、発熱でダウン。これから帰省するので、帰省中むやみに夜更かししなくてすむ分,よかったと思うしかないか。まず、水戸まで戻るのがおっくうである。

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