September 19, 2013

9月19日


今日は産業科学博物館 The Museum of Industry and Science (MOSI)に行ってきました。
このMOSIという施設はMOSI通り、イギリスの産業と科学技術の発展の歴史を描いています。ヨーロッパなので、入場料はかかりません。



ロンドンにも同じ施設があり、マンチェスターに分館があるという感じですね。航空機を展示しているゾーンや、19世紀の産業に焦点を絞ったゾーンなど、5つの展示場に分かれています。
地球の歩き方では所要時間二時間と書いてあったのですが、とても二時間じゃ回りきれないくらい、細部まで工夫を凝らした施設だったと思います。わりと文字による背景説明が多くて、全体を通して見てみるとイギリス近代史が概観できるようになっているのでしょうか。

写真は全てFBにあげたので、詳細はそちらをご覧ください。

イギリスが第二次大戦後、日本から調査のために没収した神風特攻隊の航空機も展示してありました。例えば、日本の国立の博物館は中国が所有していた武器や戦車などを展示しているのでしたっけ、これも戦勝国がなせる業なのでしょうか。会場にはフランスやドイツの航空機もありました。


産業革命のゾーンには、マンチェスター-リヴァプール間を走った世界最古の鉄道駅が再現されています。マンチェスターが発展していく背景には運河にほど近いという地理的要因もありますが、コットン産業が重要なのは言う間でもありません。Warehouseのゾーンには、Mill industryの機械が一部は動きながら展示してありました。

これ以外にもマンチェスターの歴史をローマ時代からさかのぼる水道設備をテーマにしたゾーンなどもあり、本当に盛りだくさんでした。

帰りにお土産屋によったら、マンチェスターの産業発展に関する論文集が半額で売ってあってので衝動買いしてしまいました。


John V. Pickstone ed., 2007, The History of Science and Technology in the North West (Manchester Region History Review)

このあと、早歩きで大学に戻って、バスツアーに参加してきました。
1時間半にわたってマンチェスターの観光名所を案内するツアー、フットボールの聖地、オールドトラフォードも通りました!

ぜひ香川選手が活躍しているところを是非みたいですね。

マンチェスターには二つのターミナル駅があり、それらが中心となって商業地区が形成されています。ピカデリー駅は大学からも徒歩で行くことがかので、オリエンテーション期間には無料のシャトルバスも運行していたので何度か足を運んだのですが、もう一つのターミナルであるビクトリアには今回初めて立ち寄りました。

ピカデリーに比べて落ち着いているというか、昔ながらの店が多く、こっちの方が好きな店が多そうだったので、今度行ってみたいと思います。ピカデリーは若者カルチャーの発信地ということで渋谷、ヴィクトリアは古い百貨店なども立ち並ぶ銀座みたいな感じでしょうか。


というわけで今日はいろんなところを見てきました、心なしかテンションも高めです。他にもinternational societyに行って日本語の授業を持つことになったり、夜ご飯の後に卓球をやったりしたのですが、これらはネタがなくなったときにとっておきます。


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