統計の授業で、調査から得られた標本データが正規分布に従っているかどうかは、ヒストグラムを描いたり、qq plotを出して視覚的に確かめるものしか紹介されていなかったが、実際には統計的に得られた確率分布が正規分布に従っているかどうか(あるいは複数の標本が同じ確率分布か)を検定する方法が存在する。その名も「Kolmogorov–Smirnov test」(コルモゴロフ・スミルノフ検定)という。
Rによる実装
https://data-science.gr.jp/implementation/ist_r_kolmogorov_smirnov_test.html
Daltonの授業で意外と知られていないと指摘されていた。彼の最近の論文では、p-valueのdistributionがuniformかどうかを検定する際に使われている(つまり、正規分布以外についても応用可能である)。
Testing the key assumption of heritability estimates based on genome-wide genetic relatedness
https://www.nature.com/articles/jhg201414
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