April 14, 2015

4月14日

4日ぶりに学校に行くと、ぶらぶら歩いているだけで色々と発見する。

二限は教育学部での二次分析の授業。SSJDAの説明や、尺度のあれこれについて。来週は電卓が必要。地下実験室でおにぎりを二つ食べて、院生室にて4限までリーディングを消化。明日の質的研究法のインタビューの文献(およそ4章)と木曜日のゼミの文献(10数ページ)。加えて、The noise trader approach to financeを軽く読むが、専門用語に苦しむ。

英語ライティングの選抜に通っていたので、4限は上級アカデミックライティングに参加。20人の登録者の中で、日本人は7人、およそ3分の2は留学生で、英語のライティングの勉強だが、勿論英語でコミュニケーションをとるリハビリにもなる。最初はおっくうだけど、慣れればこういうのは楽しい。何より、先学期より引き続いて同じ先生に見てもらう安心感がある。ワークショップの原稿ではかなりお世話になった。この授業は自分が書いている論文を添削してくれるのがよい。いい先生。次週までに教科書を用意。

終了後、銀行で「統計」の振込を終え、生協で甘いものと切手を買って学部生室に。その後、文学部図書館にて、取り寄せに時間がかかっていたが、ようやく田代志門「研究倫理とは何か」を入手。加えて、総合図書館で『現代の経済思想』 を借りる。田代本は、分かってはいたが、専ら医学分野について論じているので、独特。当たり前だけど治療と研究は別で、それぞれに異なる倫理がある、など。

研究室に配架されている雑誌から、いくつかコピーをしてみた。

永吉希久子.2014.「外国籍者への権利付与意識の規定構造―潜在クラス分析を用いたアプローチ」『理論と方法』29(2): 343-59.
佐藤俊樹.2014.「『社会学の方法的立場』をめぐる方法論的考察」,『理論と方法』29(2): 361-70.
石田浩.2014.「英語論文執筆の技法」,『理論と方法』29(1):207-218.
田渕六郎.2013.「家族研究と「親密性」」,『社会学論集』.37: 17-24.
瀧川裕貴.2014.「市場」,橋本努編『現代の経済思想』 ,425-450.
斉藤裕哉.2014.「読解力形成に与える一人親世帯の影響の検討」,『社会学論考』35: 29-44.

恐らく佐藤俊樹氏の文献は、方法基礎で必要になるだろう。コピー終了後、院生室にて明日の研究倫理のレジュメのまとめ。帰宅して、食事。韓国料理だった。そして、明日の準備。

メモ:明日の方法基礎に関しては、以下も参照。
田代志門.2006.「医療倫理における「研究と治療の区別」の歴史的意義 ─日米比較の視点から─」,『臨床倫理学』(オープンアクセス
田代志門. 2007. 「研究と診療を区別する二つのモデル : ヘルシンキ宣言からベルモント・レポートへ」.『医学哲学 医学倫理』
Shorpes, Linda. 2007. “Negotiating Institutional Review Boards.” American Historical Association Perspectives Online. 45:3. available at https://www.historians.org/publications-and-directories/perspectives-on-history/march-2007/institutional-review-boards .






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