September 19, 2019

再会

今日は朝からTAの予定だったのだが、昨日急展開があり、今年はティーチングができないことになった。大学院はあくまで私を一年生として扱っていて、大学院のポリシーでは1年目の学生はティーチングができないことになっている。どうやら、大学院と学部の間でミスコミュニケーションがあった模様。

TAが4セッションで4時間相当、講義が2時間相当、講義のためのリーディングや採点などの事務作業を考えると、ゆうに週10時間は取られる予定だったので、急遽暇になった。暇になると研究する他ないので、今日は改稿していた論文の提出に踏み切った。

おおよそ改稿を終えて、昼ごはんを外でとることにした。贅沢かもしれないが、セミナーにでる昼食がだいたいサンドイッチで似通っているので飽きてしまったこともある。蘭州ラーメンを食べたが、値段の割には普通で、自分でも再現できそう。

その後、20分ほど歩いて、英語の試験の結果を取りに行く。出願時に提出したIELTSのスピーキングのスコアがプリンストンの基準より低かったのでプレースメントテストを受けなくてはいけなかったのだが、無事パスしてたので、追加の補習を受ける必要もないし、ティーチングも許可される(ティーチングが禁止された翌日にティーチングを認める書類をもらうのも皮肉といえば皮肉である)。

その後改稿した論文を提出して、自転車に乗って西に向かう。学部時代の恩師である高山先生がプリンストン高等研究所に滞在されているということでお会いしてきた。先生と話すたび、大局的な視点で物事を考えることの大切さに気付かされる(日々査読論文の執筆に追われていると問いが小さくなりがち)。IASの周りは芝生と森だけで、さながら研究者のための別荘という感じ。高山ゼミに入ってなければ今留学してる自分はいない気がするので、先生とプリンストンでお会いできたのは感慨深いものがある。


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