アラートに以下の本の書評が引っかかった。
昔東北大の佐藤嘉倫先生がAre Asian Sociologies Possible?という論考を書いてアジア社会において重要な概念(佐藤先生はそこでsocial capitalに対してenやguanxiが対概念として取り上げていた)が社会学の概念として成り得るか議論してたけど、こういう本が出るように中国におけるguanxiやhukouはアメリカでは注釈不要で議論できるくらいにはなってきたと思う。
まあもちろんこれらの概念を他の社会に応用するってところまではいってないけど、例えば階層論ではhukouが中国社会の社会階層を検討する際に根本的に重要な概念であるという了解は取られていると思うし、じきに他の社会の分析にも輸入されたりするのかもしれない。
購入してみようか悩み中。
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