木曜日に、来週にオフィスを去るあるスタッフの人に会ってきました。
彼女は主に人口学研究所のfinanceを担当していた方で、16年間、このポジションで働いていたということです。
私が彼女のお世話になったのは8月中旬からの3ヶ月弱でしたが、特に最初の右も左も分からない時期には本当にお世話になりました。私は外部資金を持って入学して来ているので、RA/TAなどはしていないのですが、指導教員との共同研究に必要な作業をhourly assistantとしてやらせてもらっています。これ以外にも、当初はどの保険に入れば良いかもよくわからず、彼女に聞くべきではない質問を誤ってしてしまっても、丁寧に答えてくれたのが本当にありがたかったのを覚えています。
こういった仕事・保険関係以外でも、話の折にマディソンの気候や人々の性格について、彼女の経験から色々と教えてくださって、こちらに移ってきた最初の時期に、一番サポーティブだったと言える人でした。
まさか別れがこんなに早く来るとは思わず、彼女の新しいポジションへの移動の連絡を聞いたときには驚きました。16年間の勤めの労を祝って、彼女とのお別れパーティーが金曜に企画されていたのですが、当日は社会保険事務所に行ってSSNを取得する予定だったので、このままではお別れの言葉を言えないと思い、前日にオフィスを訪れることにしました(SSNの取得に必要なemployment letterは彼女のサインがされています)。
感謝の気持ちを、なかなか英語で流暢に表現することができないので、時間をとって手紙を書きました。
別れは突然やってきます。様々な形で。留学して、日本で知り合った人たちに、また会えるのだろうか、不安に思うこともあります。逆にこちらで会った人と、日本に帰ったら会えなくなってしまうのではないかと思うこともあります。もし最後の出会いが本当に「最後」になってしまっても、後で後悔をできるだけしないように、感謝の気持ちを伝えていきたいなと考えています。
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