正午に起床...一度8時に起きたのだが、目覚ましを見ると8時15分になっていて「あ、ひよっこ終わった、寝よ。。。」となってしまったのが敗因。
起床後、再びスパニッシュオムレツを作り、12時45分からひよっこの再放送を見る。終わってすぐ皿を洗い、1時05分から坂川くんのハートネットTVのドキュメンタリーを見る。30分という短さなのに、坂川くんの介助の1ヶ月、そして介助を通じて母や家族にインタビューし、重度の障害を持つ家族と一緒に過ごすということは一体どういう営みなのかというのを、印象的に描いてくれていた。彼の動機としては相模原事件を受けて「障害者の家族は不幸」という主張に対して意義を建てたいというところから出発したようなのだが、1ヶ月の介助を通じて彼が出した結論は(明示的に示されているわけではないが)、幸福/不幸の軸で考えること自体に対する疑義なのではないかと思った。そういう意味では、お母さんの言っていた障害者の家族は不幸だと考えさせる社会が悪いというのは、障害を持つ子どもを長年解除しているからこそ出てくる言葉なのかもしれない。もちろん、最初の頃はどうやっても泣き止まなかったり、辛い時期はあったのだと思うし、その時期を覆い隠しているわけではないということも、ドキュメンタリーを通じて伝わってきた。
終了後、感想を本人に伝えたら、「身近な問題に(内容を)置き換えて考えてくれるのが製作者として嬉しい」という旨のことを言われなるほどと思った。自分に障害を持った家族がいなくても、放送を見て他人事とは片付けず、自分の身の回りの状況に重ねて考えることも、ああいった番組の意義なのだろう。僕は祖母のことを考えながら、自分の状況についても考える番組でしたと伝えたのだが、まんまと制作者側の企図に応えてしまったらしい。
そのあと、地熱の分析をして、4時から蕎麦屋でミーティング。終了後、知人の雑誌に寄稿する連載の添削して昼寝して共著論文の手直し。帰宅後夕食を食べ、家族社会学研究をざっと見、届いた新書に目を通す。風呂に入って採点を少しして、日記を書いて明日に備える。
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