March 15, 2021

ヌヨォーク日帰り旅行

コロナ禍で2回目の日帰り旅行。考えると、この一年でプリンストンと水戸以外にいたのは、東京の3日間、成田の1日間、そしてNYCの2日間しかありません。

サマータイムに入った関係か、普段と時刻が異なり、日曜であることも重なって始発が9時過ぎで今回は特に時間が限られていました。そのため、事前に以下のような計画を練って出発しました。

09:19 Princeton St -> 10:43 Penn St -> 11:15 Moma -> 12:35 Uniqlo -> 13:25 Wokuni pickup -> 先輩とお茶 -> 16:30 Kinokuniya -> 17:40 Muji -> 19:03 Penn St -> 20:19 Princeton St

お分かりいただけると思いますが、私にとってNYCはリトルトーキョーです。日々プリンストンで日本要素ゼロの日々を送っているので、数ヶ月に一度、帰国気分を味わうために遠出をします。

このように念密に計画を練っていたのですが(地下鉄は感染リスクを考え乗らず、全て徒歩)、Princeton StからPrinceton Junctionまでの電車が遅れ、すんでのところでPenn St行きの電車を逃しました。40分後にくる次の電車に乗ったので、いきなり計画が頓挫する展開。結果的には、Momaにいる時間を短くして、45分ほどの滞在でさっさと済ませることで妥協しました(Momaまではタクった)。

ちなみに電車を待っていたところ、中年にみえる女性に電車の行き先とホームが正しいかを聞かれたのですが、なんでも人生で初めて電車に乗るとのことでした。私には少し考えにくいのですが、アメリカには一度も電車に乗らずに人生を過ごす人もいるのかもしれません。

ソ連時代のプロパガンダ広告、グラフの使い方・スペースの切り取り方が印象的。data viz的にはこれが適切かと言われると微妙かもしれないが、インパクトある学会報告ポスターのアイデアにはなりそう。

昼食はうおくにのチラシ丼を食べました。久しぶりに生魚を食べることができて感動(アメリカの田舎の数少ない欠点の一つ:生魚を食べる機会が本当に少ない)。


紀伊國屋近くの公園で、東大時代のサークルの先輩とお茶。某国際機関に転職されて、充実された生活を送っているようでした。外だと小寒くなってきたので、二人で紀伊國屋に入って途中まで一緒にぶらぶら。個人的には極主夫道が英訳されて棚の一列を占めているのにウケました。ヤクザx主夫はこれはこれで日本的で、意外とアメリカではウケるのかもしれません。ちなみに、日本では今エヴァンゲリオンが公開され大反響だと思いますが、不思議なことにアメリカではエヴァはあまりウケてません。どちらかというとガンダムなどのロボット系のアニメの一ジャンルになっているような雰囲気です。2階の実質アニメイトコーナーには漫画やフィギュアなどが所狭しと並んでいるのですが、エヴァ関係のものは英訳されたカット集など数冊です。


その後いくつか文房具と小説を購入してMujiへ。紀伊國屋の後に来ると、だいぶ安く感じます。ノートなんて、B5サイズは1ドル以下で驚きです。食事・着るもの・文房具は日式がまだまだしっくりきます。細かい食器、掃除用具、靴下など購入して電車まで時間があったので、サンライズマートに行きました。この辺りは日系のお店が集中していて買い物には便利です。食材に関してはプリンストンにも車で10分くらいの距離にある韓国系スーパーでほぼ事足りるのですが、日系スーパーはやはり痒いところに手が届きます(信州味噌、米麹、ネストビールなど)。これでますます日本食が捗ります。最近、キッチンの日本化が顕著です。

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