いつのまにか今年が終わろうとしている。渡米してから4ヶ月近くである。
今日は若干の頭痛があり、あまりはかどらなかった。テスト勉強のため土日も大学に来ていたが、正直疲れている。
朝は人口学の授業、続いて遅れてジョブトーク、候補者とのランチ、統計のラボ、その後人口学のレポート。ラボでは、residualのvarianceがnormalかどうかと、homoskedasticityの仮定の違い、あとはsuppresorがmediatorにもconfounderにもなりうるというのが収穫だった。とはいえ眠い。
今日のトークはサンプルをかなり特徴的なグループに絞った割には、そのレバレッジを活かしきれていない印象だった。それゆえ研究のインプリケーションが分からないというコメントが多かった。知見が韓国における何かを典型的に示しているのか、あるいは他の社会にも通じるのか、あたりが欲しかった。
しかし、ジョブトークのレベルの高さというか、真剣さ、スケジュールの大変さには下を巻く。学会報告はできるし、論文も投稿→掲載もできるだろうけど、ジョブトーク周りのイベントを乗り越え就職する自信は現時点ではない。起床→ファカルティと朝食→ファカルティの車でホテル発→ファカルティと1:1面接×3→ジョブトーク→院生とランチ→再び1:1面接×3→ファカルティとディナーみたいな日程。果たして、こんなに大変なジョブトークをくぐり抜けて就職することができるのだろうか。それとも、そもそも呼ばれないのだろうか。
今日の候補者は社会学プログラムのトップ30にギリギリ入る州立大の出身者の人だったが、院生とのランチではR1の大学に就職することと、それ以外の大学に就職することの協会を明確に分けていた。あるいは、その人の大学では5年間のファンディングがあるが、1年目はグレーダー、2ー3年目はTA、4年目からはインストラクターとしてのティーチングが基本らしく、フェローシップやRAはないらしい。話をしながら感じたのは、どことなく、その人の大学はR1には入るだろうが、シンボリックにはトップ30に入るそれ以外の大学と、トップ30外の大学の間に位置付けている気がした。全く話が噛み合わなかったわけではないのだが、どちらかという研究の話よりも、大学間の違いをすり合わせている間にランチが終わってしまった感じがある。今回の韓国研究の候補者二人を比べると、最初に来た人の方が、うちの大学とカルチャーというか、研究環境が相対的に近いような気がした。州立と私立という違いがあれど、何かが近かった気がした。まだうまく言語化はできない。
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