March 6, 2018

マディソン旅行記1日目

現在、アメリカ・ウィスコンシン州のマディソンにある、ウィスコンシン大学マディソン校に滞在しています。

今回の旅の目的は色々ありますが、内定をいただいている学術振興会特別研究員の申請書で、同校社会学部のジム・レイモ教授に指導委託のお願いをすると書いており、その下見も兼ねています。

前日は、論文を一緒に書いている韓国の友人がシカゴに住んでいるということで、4日に現地到着後、マディソンの前にシカゴ・オヘアから市街に移動して、彼女の家に一泊させてもらいました。ダンナさんは韓国から留学しに来ているシカゴ大社会学部の院生で、3人で色々と社会学の話についてすることができ、楽しかったです。

論文のミーティングの方も、無事終わりました。やはり、メールベースの連絡でできることもありますが、直接会って話さないとわからないこともあります。日本ではこういう時にはこうする、という暗黙の知識みたいなものがあり、同様のものが韓国にもあることがわかりました。それがなぜ暗黙かというと、教科書には書いていないけれど、分析をする際に往々に生じる問題というものがあり、それに対処する方法が、先輩や先生からインフォーマルなかたちで伝わる、というものです。

5日にバスでシカゴからマディソンに移動し、無事大学が用意してくれたホテルに到着しました。道中、ひたすらInterstate 90 (I-90)の東から西に移動していったのですが、窓から見える景色がほとんど変わり映えせず、広大な土地が目の前に広がり続ける3時間半でした。中西部に来たという感じがしてきます。

マディソンに到着してから、徐々に天気が悪くなり、ホテルに着く頃には軽くみぞれ気味の天気になっていました。しかし、ものの数十分の間に吹雪になり、夜には5cm程度積もったのには驚きました。冬のピークは過ぎていますが、やはり中西部の冬は侮れないものだなと感じます。吹雪でしたが、夕食をとっていなかったので、徒歩4分の距離にある店に入り込み手早く夕食を済ませました。

吹雪の中を歩くだけで疲れてしまい、部屋に戻ってからは即就寝。二度寝を経て、午前3時ごろ起床。

予定では、ひとまず6-7日はCDE(Center for Demography and Ecology)やCDHA(Center for Demography of Health and Aging)のセミナーに参加しつつ、社会学部の院生と会ったりしようかと考えています。8-10日は、諸々のイベントに参加し、11日に出国する予定です。セミナーの記録については、旅行記とは別にブログにしたいと思います。

写真:大学からホテルに向かう通り、正面に見えるのはウィスコンシン州会議の議事堂

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