October 4, 2022

proof

ニューヘイブンほどではないですが、プリンストンにも多くのピザ屋があります(per capitaでみると、NJは全米8位です)。アメリカでは、ピザ屋は日本でいうとラーメン屋くらいのバラエティがあります。実際、人口10万人あたりのピザ屋の数はアメリカではおよそ20.9軒に対して、人口10万人あたりのラーメン屋の数は日本ではおよそ19.2軒と、かなり近いです(出所:アメリカ日本)。

ちなみに、アメリカの自販機には、日本でいう緑茶と同じくらいの面積をコークが占めているので、アメリカにおけるお茶はコークです。

アメリカにおけるピザ=日本におけるラーメン

アメリカにおけるコーク=日本における緑茶

こんな感じになります。日本人がラーメンを食べ、緑茶を飲んでいる間、アメリカ人はピザを食べ、コークを飲んでいるのです。

プリンストンではNomad Pizzaというピザ屋が一番おいしいとされていますが、少し高いです。Conteを美味しいという人もいますが、自分はまだ食べたことがありません。私の推しピザはナッソーストリートにあるProofという店です。

特にピザがおいしいというわけではないのですが、オマケをしてくれるところが推しポイントです。お昼時を少し過ぎた頃に狙い澄まして行くと、頼んだピザとは違う(売れ残った)ピザを2スライス、おまけでつけてくれます。

5ドル払って、3スライスのピザですよ、信じられません、ピザハットもびっくりです。しかもproofは、ワンスライスがめっちゃでかいんです。もう、3スライスだけで朝昼晩、賄えます。

なぜこの店がproofというのかわかりませんが(おそらく、アインシュタインとかけてるんだろうと思います)、proofといえば、今日は人口学のトップジャーナルに今度掲載される論文のcorrected proofが届きました。

すでに終わったプロジェクトではありますが、出版される形でみると、やはり嬉しいです。改めて読んでみると(自画自賛ですが)よく書けてると思います。リジェクトを含め、3誌8人のレビュアーのコメントを踏まえたことが一因だと思います。アメリカのピザ屋には推しピザ(signiture pizza)があるように、私にとっては、この論文が博士課程にいた間の業績の中ではsigniture paperになると思います。

同類婚の研究者には好かれる玄人好みな論文だと思いますし、人口学のコアな部分にも触れているので、家族人口学の大学院セミナーで読まれたりしたら、嬉しいなと思います(もちろん評価は後々決まりますが)。

翻って、かれこれ4年近くかけた論文に比べると、今進めている論文は、まだまだ粗いです。もっと時間をかけなくてはいけません。大体、一つの論文を仕上げるのに4年かかってるんですから、自分はいろんなプロジェクトに手を出しすぎなのです、節操がない。

もちろん、今回の論文が、特別長い時間かかっているかというと、そうでもありません。周りの話を聞く限りでは、トップジャーナルを目指す場合、着想から分析を始め、学会発表を経て論文にし、同僚からコメントをもらい改稿し、投稿してから(リジェクトを経て)R&Rをもらって改稿して再投稿して、アクセプトされ最終的に掲載されるまで、4-5年はかかると思います。常に5年先を見ながら研究の計画を考えないといけません。

だから、博士課程の間にsigniture paperを1本出せるだけでも、十分幸せなことなのだと思います。しかし、人間一度できると欲が出てくるもので、在学中にもう1-2本、トップジャーナルに掲載できればと考えています。欲張りでしょうか、いいじゃないですか、人生一度きりなのですから。実際、一度トップジャーナルに論文を確保しておくと、在学中でも冒険できます。今自分が取り組んでいる難関大進学のジェンダー差なんて、日本以外ではほとんど見られない現象なので、関連する先行研究を見つけるところから苦労の連続でした。こういうプロジェクトを始めるのはリスキーなのですが、一本トップジャーナルに論文を持っておくと、冒険できます。

全然話は変わりますが、先日日本から大学院にこられた新入生を歓迎するために、pizza partyをしました。我々old folksが推すプリンストンのピザを注文して食べ比べましたが、お昼時の開催だったので午後4時開店のconteのピザは、また食べられずじまいでした。

ひたすらピザを貪るプリンストン大学の院生たち


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