March 17, 2016

第61回数理社会学会@上智大学

1日目終了。2日目の報告の準備が終わらず、自由報告の途中から入りました。科警研の方のご報告がすごく面白くて、ますます地理データ分析したくなりました。

昼食はとらず、ポスター会場で始まる前に幾つか他の人のポスターをチラ見。懐かしい人にもお会いする。報告自体は、多くの人に聞いてもらえて、ただし、場所がかなり下流にあったので、絶対的な人の流れは少なかったかもしれない。なにせ36報告もあったので全部聞けた人なんていないでしょうね。個人的には科学感の分析が面白かったです。

報告終えて、シンポジウム。この手の企画だと、若手が喧嘩売って、ベテランがそれに対してうやむやな答えを返すというのが散見されるのですが、今回に関しては四人のベテランの先生の多くが、「らしさ」をもってリプライをしていたように見受けられました。途中で、過去三十年の大会スケジュールを眺めていましたが、80年代にすでにこの分析か、など驚くことも多く、ペーパーにはならなくとも、数理社会学の三十年には方法論的に非常に興味深い歴史が展開されていたのだと感慨深くなりました。

懇親会でも、初めてお会いする先生や、久しぶりの先生方など、非常に楽しめました。明日の用意をする必要があるので、遊ばず帰り、1時過ぎに完成、このクオリティで報告するのはやや恥ずかしいですが、数理社会学会の懐の大きさに甘えさせてもらいます。

初めて総会に参加して、JAMSのメンバーになったのだなという気持ちになりました。他の規模の大きい学会だとなかなか味わえないようなこじんまりとした感じが学会の魅力かもしれません。若手への支援もしっかりしていると思いますし、日社、家族社と並んでコミットしたくなる学会だなと改めて思いました。

報告にコメントくださった方、何より大会運営に関わった全ての方に感謝します。また明日頑張ります。

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