学期が再開するため、土曜日にアメリカに戻ってきた。火曜日から開始する授業に出るはずだったが、航空券を予約した後にその授業が月曜に変更されることがわかり、授業開始まで、これまでよりも余裕がない。今日(月曜日)も、まだ少し時差ぼけ気味だった(とはいっても、夜8-9時に無性に眠くなり、5時ごろ起きるみたいなパターンになることが多いので、そこまで大きな問題にはならない)。
今学期履修する授業は、advanced demographic methodsである。3年ぶりくらいに人口学のメソッドの授業をとることになる。Prestonの教科書(Demography)を久しぶりにまともに開けたら、数式ばかりで、本当につまらない笑。人口学なんて、自分では絶対勉強しようと思わないから、ウィスコンシンでトレーニング受けといてよかったなと思う。
初回の内容としては、stable/stationary populationの復習から始めて、variable r methodやcohort component methodを使った人口予測などだった。この辺りは、3年前にとったマディソンの授業と少し被ってた。
人口学のトレーニングに関しては、マディソンはプリンストンと差がないか、構造化されてる具合についてはマディソンの方が優れてると思う。ウィスコンシンでは、人口学研究所に所属すると、1年目に人口学のサブスタンティブな大学院セミナー population and societyが秋春、同様に基礎と応用のメソッドのクラスが、秋春学期それぞれで学ぶことが必須になる。
これに対して、プリンストンではサブスタンティブも、メソッドも基本的には1年目で一つずつしかない。一年目に応用までカバーしないのは、おそらく人口学研究所に所属していてもそこまで必要としない人がいて、加えてプリンストンのコーホートサイズはそこまで大きくないため、毎年応用のクラスを開講しても人が来ないのだろう。今学期の授業は、2年生から4年生までが履修していた。トレーニングでは、ウィスコンシンに一日の長がある。
そんなわけで、若干復習も入るが、新しいことも学べそうなので、楽しみ。授業をとっていると、体のリズムが整うので、研究にもいいフィードバックがある気がする。
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