ここ数日は一年で一番締め切りがなく、やる気も出ない日々、メールに返信する以外はずっと映画をみたり、小説を読んだりしている。昨日まで数日間、村田沙耶香の地球星人を英語で読んだ。ソシオパス気味の登場人物の行動によって社会の異常な部分が逆につまびらかにさせられるという筋立ては、今日見たナイトクローラーと似ているかもしれない。夜はいつか見ようと思っていたスコセッシのサイレンスを見た。小説の方は大学時代に読んで衝撃を覚えた記憶があるけど、映像にするとまた残酷さが際立つ。自分は信仰がないので評論家の解釈についてはよくわからない。
リラックスするために映画を見るというより、一人でいると人間や社会の生々しい部分が恋しくなってくるのか、最近見た作品はだいたい最後の方に登場人物が理不尽な死を遂げてる…
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