絶賛就活中です(正確には、就活に必要な書類を仕上げている段階)。アメリカのジョブマ事情は色々複雑で、社会学については日本語で読めるものも少ないと思うので、後でまとめておこうと思います。ちなみに僕はアメリカメインの就活をしています。
さて、今日は違う話。午前中に、アメリカの社会学博士課程に出したいという人の話を聞いていました。この夏で3人目でして、最近は留学しようとする人が増えているのかもしれません。
別にこちらが指定するまでもなく、昔書いた大学院留学のあれこれのブログ記事を読んできてくれて恐縮なのですが、流石に5年前のブログでこう書かれていましたか、といわれても、ちょっと今もそう考えているかは自信がありません。でも意外と、5年前も今も、似たようなことを考えています。少し変わったかなと思う点を上げるとすれば、今はもうすんなり、シカゴの社会科学マスターとかに入ってそこでいい成績とるのが、日本の大学院でそういうパイプラインがないことを考えると、現実的かつ簡単な策なのかなと思います。
学部からストレートは社会学でも徐々に難しくなっている印象はあって、この傾向はアメリカの学部を出ていない人は尚更なので、日本あるいは海外で修士2年に、アメリカで6―8年博士課程にいると、あっという間に30歳を超えてしまいますので、割に合わないと考える人がいるのも首肯できます。
もう一つ変わったかもしれないなと思うのは、別にアメリカの大学院だけが選択肢ではないだろうというところかもしれません。特に日本だけのキャリアを考えるのであれば、東大とかに(ぬるっと)入って、きちんと査読付き論文をコンスタントに出していれば、そこまで苦労はしないと思います(実際に日本での就活を経験してませんのでなんとも言えませんが、僕の周りは割と順調に就職しています、場所を選ばなければ)。日本なら修士2年、博士3年で卒業することも十分に可能なので、わざわざアメリカのトップスクールを目指すリスクを負う必要もないのかもしれないと思います。
割と似たようなモヤモヤ感は少し違いますが、2年前にも思っていました
https://on-sociology.blogspot.com/2021/09/blog-post_27.html
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