昨日は東大でセミナー報告があった、かなりプレリミナリーな分析だったが、それなりに人も来てくれて、コメントももらえたのでよかった。今日コメントを踏まえて分析してみて、説明できないところが多いが、一つ光明が見えた気がする。
午前中はR&Rをもらった論文の修正だった。この論文では自分はsubstantiveには知識がなく、分析で協力しているが、出版されればその道では必ず引用されるものになり気がする。
TAをすることになっている社会ゲノミクスの授業はいくらか混乱があった。まず先生が諸事情で数週間授業ができなくなったため、急遽シニアの先生がピンチヒッターに出ることになった。シラバスも公開が遅れ、その間数人キャンセルが出た(送れなくてもキャンセルしたかもしれないが)。公開されたシラバスを読んでみると、どうやらPLINKを用いてGWASを走らせるらしい(そんなの聞いてない苦笑)。初めて開講される授業だからstructuredされてなくていいかなと思ってとったが、unstructuredすぎて先が若干思いやられる。
ちょうど彼と話をしている時、ふと先生が学生に発表させた方が学生はよく学ぶし、こっちも講義資料を用意して話す必要がなくなるからウィンウィンだと漏らしてた。一理あると思うけど、難関校でしか通じない方法かなと思う。
若い先生ほど張り切って教えようとするけど、手を抜く術を身につけないと研究もできなくなるというニュアンスを感じた、ある種の隠れたカリキュラムかもしれない。
土曜。学会に参加しているような参加していないような変な気分の二日間だった。数理とかならズームでも「学会」感があるんだけど、初めてだと誰に向かって話しているのか見失う時がある。時節柄注目されるテーマなのかタイトルが過激だったからかわからないけど100人近く報告聞きにきてくれたのは予想外だった。自分の経験だったり考えは偏ってるので、n=1でも実感ベースの話をしてくれるとすごく安心するし、自信を持って研究できる。
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