January 6, 2021

一時帰国中に読んだ本・買った本、みた映画

研究関連

労働時間の経済分析

企業中心社会を超えて

職業とキャリア

ブループリント

子育ての経済学

家族の幸せの経済学

「家庭教育」の隘路

リーディングス日本の教育と社会:子育て・しつけ

データで見る県勢

歴史人口学事始め

筆者が歴史人口学に出会った経緯も面白かったけど、速水融ほどの研究者でも何やってもうまくいかないスランプの時期があったんだなと知れたのは、心が軽くなった気がする。「月島では同僚に恵まれ、多くを学ぶことができた。しかし、同時に将来への不安があった。こうやって資料調査を続け、その先に何があるのだろうかという疑問である。」筆者によれば1960ー62年は絶不調だったらしい、ちょうど自分と同じくらいの年齢。

小説

パチンコ

一人称単数

村上春樹の作品は基本的に楽しく読めるのだが、今回はあまり受け付けなかった。

夏の裁断

短編集。タイトルにある物語の「裁断」は研究者にはおなじみの裁断。

わたしの人生の物語

アメリカン・ボーン・チャイニーズ:アメリカ生まれの中国人

漫画なので弟と一緒に読んだが、なかなかアメリカの差別や人種の話をわかりやすくするのは難しいなと思った。

乳と卵

JR上野駅公園口

対岸の彼女

密やかな結晶

私をくいとめて

自分が勝手に「おひとりさま文学」と読んでいる小説のジャンルに当てはまる。この手の物語では珍しく、主人公は割とありがちなハッピーエンドになってしまう。

エッセイ

見るレッスン

蓮見重彦初の新書は映画論。ひたすら「ショットが決まっているか」という評価基準でいい映画とそうでない映画をバサバサ切っていく。一見痛快に見えるが、評される方はたまったものではないだろう。筆者は映画における物語の重要性を低く見ていて、ディズニー映画などのエンターテイメントには否定的な評価。

ヒット番組に必要なことはすべて映画に学んだ

蓮見重彦がショットのキレが全てと考えるのならば、テレビマン出身のこの著者の映画館は、より「何が映画として好まれるのか」の類型論に近く、こちらの方が一般読者にも納得される評価なのかも知れない。

台湾生まれ、日本語育ち

ねにもつタイプ

腰抜け愛国談義

遺書(松本人志)

くだらなすぎて捨てた。

料理本

家族のため、わたしのため からだのための常備菜

〆まで楽しむおつまみ小鍋

その他

カンマの女王 「ニューヨーカー」校正係のここだけの話

校正係からみた、英語の不自由さ、ユニークさに関するエッセイ。文章が非常にウイットに飛んでいて、それだけでも楽しいが、セミコロンとコロンの違いは何かなど、英文法の理解にも役立つ話がたくさん。

英語独習法

筆者の基本的な主張は、言語によってスキーマ(認知の仕組み)が違うので、それに注意をして英語を勉強しましょうねという話。認知科学や言語学をベースにした本で、個人的には「インテリ向け」の英語教本なのかなと思った。スキーマが違うことを理解できるインテリはたくさんいるだろうが、難しいのはその違いを認識して外国語を学べるわけではない、ということだろう。

民衆暴力

売れているので買ってみたが、個人的にはなぜ時代も原因も異なる暴動を集めて論じているのか、最後までその目的がわからなかった。

にほんでいきる

人しれず微笑まん

新作落語の舞台裏

岡本行夫現場主義を貫いた外交官

昭和史(半藤一利)

番外編:みた映画

スタンド・バイ・ミー 、THE 有頂天ホテル、ターミネーター2、ストーリーオブマイライフ、ホームアローン、オンザロック、ビル・マーレイ・クリスマス、ロストイントランスレーション、さらば愛しきアウトロー、ポケットモンスターココ、ライフゴーズオン、エヴァンゲリオン新劇場版、計12作

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