December 11, 2016

12月11日(研究会)

午前8時半に起床、すぐ着替えて9時過ぎに出発。月に一度のRA会議@御茶ノ水。実は今期最後。周りが学部2-3年生が大半ということで、なかなか自分の位置取りが難しかった。カテゴリとしては学生なのだが、年齢的には社員の方が近く、考えることも多かった。今回は、年に一度、外部の人を招いて成果報告会をすることになっており、そのレク。プレゼンとは何かという話で、あまりこの手のイロハは得意ではないのだが、実習通じて得るものもあった。自分の言葉で話すことが、まだできないのかもしれない。

12時過ぎに抜けて、院生室で作業、時間もなく、すぐ13時から研究会。17時まで。あまり発言しないという方針なのに、修論から解放されたからか、割と奔放に喋ってしまい反省。半分くらいは意味のない質問だったと思う...反射的に話さず、ちゃんと飲み込んで考える落ち着きがほしい(この4年くらいの悩み)。研究会の方向性がいつのまにか変化の向き及び変化の長期的効果、になっているような気がして面白かった。自分はというと、修論終わってやや制約から離れたので、少し工夫してみようと考える。

終了後、近辺で打ち上げ。出した時はあまり達成感だったり、何かを仕上げたという感じはなかったが、やはり修論はそれなりに重荷になっていたようで、久しぶりに楽しい飲み会だった。自分は、今まで自分の好きなようにやってきており、それで多くの先生方に迷惑をかけてきているわけだが、そんな私でも気にかけてくれる先生がいるというのは本当にありがたいことだなと思った、というとお世辞くさい?かもしれないが、しみじみ思う。なかなか行動に移したり、面と向かってありがとうとは言えないのだが、自分の存在が周りから認知されていて、気にかけてもらえるというのは、ありがたい,まあそれくらいしか言葉が見つからないが、頑張ろうという気になるし、そう、期待に応えたいなと思うようになる。

自分には自分なりにこういうキャリアを歩みたい(本当は、キャリアという言葉ではなく、もっと広く、こう生きたい、というのが漠然と、しかししっかりとある)というのはあるのだが、今の自分が、将来の自分に向けて、どのような位置付けにあるのか、それはちゃんと考えないといけないと思う。小さなことを気にとめるばかりで、大きなことを忘れてはいけない。二次分析研究会では本当に勉強になることが多い、その一方で、修論を書く、そういう複数の話をまとめ上げる作業は、また別の知恵が必要で、20ページ程度の論文を書くのに集中するあまり、そのあたりの大きなところに目を向けられなかった一年だなと反省している。同じように、自分が今何をしていて、それが将来どう繋がるかの、緩やかな意識は必要だろうと思う。

その上で、自分のような考えで進路を計画するというひとは、珍しいと思う。その珍しさが、奇異に映って周りからは変な奴だと距離を置かれるのがせいぜいだろうと思っていたのだが、応援してくれる人がいるのは、思いがけない幸せだった。普通、興味のないことには頑張って、というだけだろうが、その道で行ったほうがいい、絶対そっちに行けと背中を押してくれる人はなかなかいなかったので、嬉しかった1日だった。期待に応えられるよう頑張りたい。

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