今日は麗澤大学で開催されたIUSSP国際人口学セミナーに参加してきました。ポスターとかあったようですが、一般非公開ということで、人口学会会員ということでオブザーバー参加させていただきました。
6月の日本人口学会以来の南柏、麗澤大学となり、意外と道を覚えている自分に驚きました。歩きで駅から麗澤まで向かい、お昼前のセッションから参加。テーマは人口変動の長期的趨勢ということで、いわゆる歴史人口学分野に近いかと思いましたが、最近社会学でも流行っている、多世代社会移動の話もあったりで、自分にも入って来やすい内容でした。
何より驚いたのは、マンチェスターに交換留学していたときにオックスフォードで開催されたカンファレンスで会ったストックホルム大のMartinと偶然再会したことでした。配布された論文も読んでましたが、名前見てなかったw
カンファレンスはSorensenにゆかりのある大学院の学生が集まるもので、オックスフォードのほか、ストックホルム、コロンビア、ウィスコンシンなどの大学から参加があった国際的なカンファレンスでした。それ以来、ISAやGESISで偶然再会したりする人はいましたが、まさか人口学のカンファで出会うとは思っていなかったのでかなり驚きました。
セミナー自体も非常に刺激的でした。修論からのリフレッシュ期間にいるわけですが、2世紀は当たり前に伸びるデータを分析するスケールの大きさには爽快感さえ覚える程、細かいことは気にしないという姿勢、これは語弊がありますが、やはり趨勢を追いたいという野心が垣間見えて、とても気持ちの良いものでした。自分は、階層結合から出版して最近人口学にも関心を持ち始めていますが、その中で、先ほども出た多世代社会移動の話にも興味が出てきました。ミシガンで偶然知り合ったXi Songの名前も今回のカンファでちらほら出る感じで、彼女もこのグループでアクティブなメンバーであることが窺い知れました。
彼女は参加していませんでしたが、彼女が修士を終えたHKUSTの先生たちと話すことができました。キャンベルさんはUCLAにもいたことがあり、自分の博士課程以降の研究関心を伝えると、いろいろと先生を紹介してくれました。今回は、van Bavelさんの報告を目当てに来たわけですが、いろいろと収穫の多い機会となりました。
とはいえ、いろいろ仕事は溜まっているので、4本報告を聞いて、帰京。根津のオーギョーチーであんみつを食べ、院生室で作業。レジュメをまとめ終わり、兆徳二初めて行ってみました。チャーハンに感動。戻って再び作業、主として出願関係。
明日は、午前午後とも予定がありますが、出願作業を進めて、加えて地熱もできればいいなと思います。
近いうちに、Annual review of sociologyでSongとCampbellが論文を出すようです。Similarity in differenceを購入しました。
http://www.annualreviews.org/doi/abs/10.1146/annurev-soc-073014-112157
すでに出版されてますが、これも東アジアの歴史人口学についての良いまとめかなと思います。
http://link.springer.com/article/10.1007%2Fs13524-015-0397-y
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