毎年この季節は少子化が話題に上がってますが、最近進めてる研究だと、初めて就いた職業が正規か非正規かで、男性が45歳までに結婚し子どもを持っている割合は大きく違うことがわかりました(正規は6割、非正規は4割)。この雇用形態による格差は、非正規雇用が拡大した90年代以降、大きくなってます。
雇用形態で結婚/出産のチャンスが異なることは既知ですが、この格差は初職時点から生じてるようです。日本は非正規→正規への移動が難しく、最初のつまづきが後々の家族形成にも影響します。こうしたつまづきを減らす、または雇用形態に関係なく将来を描けるようにしないと少子化は続くかもしれません。
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