December 3, 2021

アパホテルチャレンジ

 明日の便で日本に帰ります、8月はじめまで日本にいたので、4ヶ月ぶりの帰国と思うと、そこまで久しぶりの感じもしません。それでも、日本の夏よりも冬の方がだいぶ過ごしやすく、季節的にも好きなので、今回の一時帰国は夏以上に楽しみにしています。

つい1週間前は、日本でもプリンストン大学でも感染が落ち着いていたこともあり、前回よりは楽に帰れるかと思っていたのですが、オミクロン株の出現により、この1週間は自分自身、色々混乱することがありました。それに授業の最終週の忙しさが重なり、精神的にもあまり落ち着かない日々でした。

私が住むNJ州はまだ新株が見つかっていないので、新株が発見された地域から渡航した人に対する追加のホテル隔離は逃れられるはずです。とはいっても、NYからプリンストンに来てる人も結構いるわけで、言い出したらキリがありません。そもそも地続きのアメリカを、この州は新株が出たのでアウト、こっちは出てないのでセーフと、州で区切ることに無理があります。

それでも新株をもし持ってたら、と怖くなる気持ちも一方であり、それもあって今週は、普段は週1回でいいPCRを4日連続で受けて、全て陰性であることを確認しての渡航になります。

陰性であることに自信を持っての渡航になりますが、自分にはコントロールできないところもあります。報道によれば、新株にかなりセンシティブになっている日本政府は、もしオミクロン株を持ってる人が機内に一人でもいる場合、同乗者全てを濃厚接触者扱いして、ホテルでの隔離を要請しているようです。

というわけで、もし一人でもオミクロン株の陽性者がいたら「全員アパホテル送り」になります、なんだかこう書くとやばいです。

というわけで今回は、帰国チャレンジというよりアパホテルチャレンジといった方がいいかもしれません。

ちなみに、そのロジックで筋を通すのであれば、隔離対象のNY在住の人が一人でも乗っていたら、その便に乗ってた人も総アパホテル送りになる気もします。しかし、そんなことしてたらホテルのキャパが足りなくなるので、多分ないでしょう。

アパホテルチャレンジ開始まで、残り12時間です。

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