授業はcausal inferenceに出てみる。先生はミシガン統計学部のBen Hansen教授(+イリノイ大のJake BowersとTA)。potential outcome modelに則った授業で、ついていけるか自信ないけど、M&W一読したし、教養程度にと考える。内容としては実験デザインに始まり、傾向スコア、操作変数、sensitivity analysis、もしかするとRDとかまでやるかもということ(RDはそれ専門のワークショップがあるので兼ね合いがあるっぽい)。初日授業者のバックグラウンドはポリサイが20人以上、社会学は8人。ほか数名。
気候はやはり過ごしやすくて、日差しは午後にかけて強くなるけど湿気がないので不快感はない。授業終了後、ちょっと買い物して、オフィスがあるHelen Newberryで夜のパーティまで待機。
パーティでは寮にいる中国人が別の知り合い(というか道で会った感じの韓国人と中国人)を連れてきていて、流れで座りながら彼らと話す。アリゾナ大学の政治学の人たちらしい。後半からはもう少し回ってみようかと思って、立ち話をしてみる。やはり、中韓の学生で英語がうまいくらいの人の方が話しやすいなというここ数年来の心象をくりかえす。寮に戻り即就寝。
どうやら昨年に引き続き、中国の大学から50人とも100人ともわからない数の学生が大挙してICPSRに参加しているらしい。そして学部生。寮にいる中国人の学生も皆いい人なのだけど、彼らは特に政治学や社会学の応用的な手法を学びたいというモチベーションで来ているというわけではなく、おそらく数あるアメリカーのサマースクールのうちの一つとして統計を学びに来ているくらいの感覚なのかもしれない。そして、(自分がいうのもアレだけど)英語もこれからという感じなので、彼らのようなバックグラウンドの人が大量に来るようになると、ICPSRの性格も変わってくるかもしれない。自分としては、学部生と大学院生が混在して参加できる形態は悪くないと思うし、現にGESISなどには学部生として参加していたので何も言えないが、あくまで院生中心のプログラムに、一部学部生が混じるくらいがちょうどいいと思うので、構成比の変化は何かしらのインパクトをもたらすかもしれない。杞憂であればいいけれど。
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