May 22, 2013

本日

今日は昨日の午後8時に寝てしまって、午前0時起き、4時間睡眠は、ちとつらかった。
家を出るまでは、祐成保志先生の本を読む。歴史社会学かと思っていたけど、かなりカルスタやメディア論の影響を受けているようで、研究の幅は広そうな印象を受けた。

その後、三文会でm a n a v e eの代表の話を聞くために本郷へ。朝から10名以上だろうか、話を聞きにきてて、こういうビジネスは結構ありだなと思った。社会学も、ビジネスマン向けに早朝社会学講座とかやったらどうだろうか?

彼の話はとてもおもしろかったし、なによりコンテンツをOpen Educationという、世界的な教育革命の文脈に引きつけて語っていたのは、視野の広さを感じた(もちろん、最初から狙って始めた訳ではないにしろ)
ただ、団体の理念=教育格差の解消という理念を潔癖症と語っていたように、こだわりは強いようだけど、組織が大きく、制度化されていく中で、理念の再考を迫られる時は来るのだなとかんじた。それに、この組織を含むOpen Educationの普及とマクロな教育格差の解消は独立の関係にあるだろうという感想を持ったので、質疑応答の際に述べておいた。

ゼミは先週に引き続き、やや停滞気味。先生は、テクストに必ずしも寄り添わないコメントでも許容している。少なくとも学部では。それがなかなか納得いかない生徒もいるようで(もっとも、僕はこうした意見に賛同する。何故その文献なのか、何故古典なのかというときに、解釈的な側面を無視してしまうのは危険だ)、だけどそれがこのゼミだと、納得してくれる日が来てくれるだろうか。

上級生の発表も面白かったけど、個人的には、本人が調べてきてもいないことに関して、こうなんじゃないのか、ああしたほうがいい、というコメントはあまり生産的ではないと思う。自分が調べたデータで勝負するのが社会学だと思うし、発表者もできるだけ自分で調べたデータを持ってくるとともに、僕らもどういうコメントが適切なのかを真剣に考えた方がいい。

その後、眠気に苛まれ、鋳物。どうやら、僕の調査票だけやや厄介だったらしい。

最近、どうもやる気が出ない。読書量は減ってないし、どうやって限られた時間の中で効率的に本を読むかも考えているけど、本当に研究したいのか、という自分のモチベーションが、心配。大学院と卒業研究のことで、あまり前向きになれない日々が続く。


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