先生方に報告するとおめでとうと言ってくださるのは嬉しいのですが、そういう反応を目にして、特別研究員が一年の恒例行事みたいになっている気がしました(xxx賞ノミネート、みたいな)。と言いつつ、自分も先週の金曜はXデーかと気になってたので、一員として加担していたかもしれません。
例年、10月第2-3週の金曜日と聞いていたので、月曜日に連絡が来たのは結構驚きだったのですが、確かその日は雨で眼科に電車で行かなくてはならず、保険証の更新が必要だったりで役所に行ったり、歩き疲れて研究室に戻って来た後だったように思います。
今日ぐらいになって、研究費が使えることに、じわじわと嬉しさがこみ上げて来ました。博士課程1年目、国際学会や英文投稿のための校正に意外とお金がかかることに悩み、月20万円の収入で自立しながら研究を続ける難しさを感じていました。もちろん、時間が無限にあれば、それを犠牲にしてある程度安く済ませることもできるのでしょうが、1日は24時間しかありません。
ともあれ、安心したという感じです。採用者の推移を見てみると、どうやらDC2の採用率はここ数年減少傾向にあるようです。私が応募した社会科学の枠も例外ではありません。
2018年はまだ面接採用の枠を考慮すると正確な値は出ませんが、さしあたり上限(面接全員採用)から下限(面接全員不採用)は以下のように17.5%~22.36%くらいになりそうです。最終的には昨年と同じか、あるいは昨年を少し下回るくらいになるのではないかと思います。ただ、実際には面接免除の中にも、採用を辞退する人がおり、それは年度明けにでてくる統計では採用者には入らないので、オモテに出ている採用率よりも実際の採用率は若干高いと思われます。
表:DC2(社会科学)の採用率の推移
年度 | 申請者 | 採用者 | 採用率 |
2018 | 577 | 101+28 | 17.5-22.36% |
2017 | 577 | 118 | 20.45% |
2016 | 591 | 129 | 21.83% |
2015 | 585 | 130 | 22.22% |
2014 | 562 | 130 | 23.13% |
2013 | 610 | 158 | 25.90% |
No comments:
Post a Comment