February 14, 2020

2月14日:出張トライアングル

昨日は理論の授業が先生の早抜けで2時間に終わり、さらに来週も休講ということで色々と肩透かしを食らった。今日はセミナーや論文のミーティングをして淡々と終了。週の後半はジョグ気味で良かったが、水曜にかけて全力疾走で、今週もサバイブしたという感じ、やっぱり学期中は忙しい。それでも先学期に比べると「力の抜きどころ」もわかってきたので、疲れは少ないかもしれない。いつも緊張してたらもぬけの殻になってしまうので、多少は力を抜くことも必要。

今日は5月の出張の手配にも取り組んでいた。この話も色々とややこしくなるが、5月下旬にアメリカからイタリア・ミラン、そこで二日間のワークショップをしてから、フィンランドはトゥルクという小都市に向かい、3日間学会がある。そしてアメリカに戻ってくるのだが、ファンディングがややこしかった。最初に断っておくと、今までなら考えられないようなファンディングで、大変感謝しているのだが、もらえるとなったらもらえるで官僚制の中にルールが埋め込まれているので、色々と厄介がある。

プリンストンでは、どうやら教員の研究費が潤沢らしく(だからプリンストンなのだろうが)、ウィスコンシンにいた時は一度もアドバイザーの予算で出張したことはなかったのだが、ここでは教員と共著の論文を報告する場合、教員の予算で学生も出張することができる。5月の出張も色々と外部ファンディングも含め探したのだが、最大のネックはアメリカ→イタリア→フィンランドという異なる国で異なるイベントに参加することだった。当たり前だが、一つのファンディングは一つの出張しかサポートしてくれないので、困っていた。

結果的に、今日になってメンターの一人の先生が「スプリット」案を提示してくれたので、なんとかカバーされそう。具体的には、イタリアのワークショップはアドバイザーと一緒に参加するので彼にお願いし、フィンランドの学会はメンターとの共著論文を報告するので、その先生にお願いするというものである。やはりアメリカ、この辺りはフレキシブルに対応してくれるみたいだった。ちなみに、先生たちにはちまちま英語でflights from US to Italy, then Italy to Finland, and Finland to USなどと書いてたのだが、メンターの先生にa triangleと一言でまとめられてしまい、参ってしまった。このスプリット案がなければ、フルにファンディングがカバーされない可能性もあったので、安心している。

出張トライアングル

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