June 27, 2015

6/27 二次分析研究会第1回

同じデータを分析する二班合同に集まる。その話までは聞いていたが、誰が来るかは全く知らされていなかった。一方が若手、もう一方が中堅と想定したのだが、部屋に入ってみると驚いてしまう。

誰が来るか分からないため、それなりに準備して計画書を作っていたが、くしくも日本の社会学者で一番尊敬している一人の前で計画について報告するというのは、緊張と同時にやりがいを感じさせるものだった。このような自体は想定していなかったので、帰り路でふつふつと考えてしまう。

やはり、指導教官や、仲間内の学生に発表するのとは少し訳の違う気分だった。とはいっても、そこまで緊張することはない。むしろ、この計画書をどのように読むのか、それが気になって仕方なかった。終了後、F先生から面白いと思うと言われたので少しほっとしたが、テーマが保守的すぎないか、気になっている。ただ、修論で扱うテーマの前に避けることはできないと思われるので、一度研究会で報告しようということになった。ただ、問題の核心はこのデータでやる必要もないかもしれない。


この研究会が終わったら解放されるかと思っていたのだが、周りのレベルの高そうな研究計画や、ここでコメントをもらえるとは思えなかった先生に囲まれるということを考えると、うかうかしていられないと思った。修士課程に入って、初めて研究者としての第一歩を,今日,歩み始めたと言えるのではないだろうか。その道のプロの前で研究報告をするというのは、そういう経験だった。

懇親会も楽しく、二次会は恒例の三蔵。二次会のメンバー構成が面白かった。留学直前の二年前から、二次分析研究会にはオブザーバーとしてお世話になっており、今年から正規のメンバーとして研究することになる。F先生とは3年目の付き合いになり、月日が経つのを感じる。リーダーのN先生や、先日お会いしたT先生など、ISAの時に偶然集合写真を撮った先輩方にお世話になっているのは、少し不思議な縁だなと思った。


博論の後何をするかという話を、気が早いがぼやぼやと考えている、もっと理論的に考えて選択しようかとも思うが、同時に家族形成と不平等の関係に関する国際比較調査に関与したいという思いを確かめる。

No comments:

Post a Comment