May 16, 2022

読書

昨日今日と上間陽子さんの「裸足で逃げる」「海をあげる」を読んでいた。暴力、離婚、貧困は幼い頃の自分の周りにもあった。風俗と借金はなかった、そして基地も。アメリカで遺伝子検査をして、自分の遺伝子の25%が沖縄オリジンと知ってから、気になっている。多分父方の祖父がそちらの出身だと思う。

基本的に自分は、自分のオリジンをうまく言語化したいと思って研究している、そういう意味では利己的と言えば利己的かもしれない。自分を理解することを通じて、自分が育った日本を理解する、あるいはアメリカと比較する、そういうことをしている。ただ最近は、もう少し自分だけじゃなく社会的にも重要なテーマもやろうとしている(進路選択のジェンダー差とか)。

 もしアメリカで日本社会論の授業を持つことがあれば、1回は沖縄に当てたいと思う。そして自分はアメリカに残ってそういう役回り(社会学や人口学の視点から日本社会の説明をする)を担わなくてはいけないと思う。

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