July 29, 2020
7月25-26日
いまさらだが休日の記録。土曜日はまず韓国スーパーで買い物(納豆など買った)してから、花屋に行き大きめのポットやソイルを購入した。その他、野球を見たり、素麺やカッペリーニを作ったり。日曜日は指導教員の家に行って余っていたデスクとハッチをもらいに行く。前回引越しでも使用したuhaulのオフィスに行ったのだが、近くにあるプリンストン空港がしょぼすぎで驚いた。休日でルームメイトが壁を塗り、だいぶ部屋の印象が変わっていたので私も壁塗を考えようかなと思った。ハリーポッターをみ始める。
7月29日
午後2時まで専攻分離の論文の執筆。昼食を食べて3時過ぎから午後5時までcovid関連の分析。月曜と火曜で割と疲れてしまうので、水曜日からは流しに入りがち。
July 28, 2020
7月28日
午前中は引き続きゲノムの論文の改稿。メインのところは終えたと思う。午後はcovidデータ分析、地熱、途中で宇多田ヒカルのライブを見て地熱、そして結婚意欲の最終修正。夕食後に専攻分離に関わる論文を読む。
July 27, 2020
7月27日
休日は比較的のんびりしていた。今日は午後3時までゲノムの論文の改稿、4時までcovidの分析, 結婚と健康のメールに返信。
July 24, 2020
7月23日
引っ越してからちょうど2週間。午前11時から、および午後2時からcovid関連のミーティング。その前に今日PNASに掲載された論文を読む。両方のミーティングも、大まかなフレーミングは決まり、どのサンプルに絞るのかという話がメインだった。前者はやや迷走している感があり、次回もう一度考えを共有することに、後者の方が比較的マトは絞れているし、データもあるので面白くなるかもしれない。午後3時に昼食をとり(やきそば)、4時半から作業を再開。職域分離の論文を簡単にコメントし、午後6時になる。Twitterで指導教員が私のポストにリプライして、ちょっとやってみるかとおもって男女別の政府メンバーの平均年齢を出す、1時間ほど潰れてしまったが、まあいいとする。7時ごろに夕食を簡単に済ませ、散歩をして、地熱の分析を行う。意外と手間がかかり、10時からの韓国セミナーを聞きながら作業。その合間に1年ぶりにイギリスのとある友人が連絡をくれて、最近どうと聞かれたので引っ越したけどまだプリセプトに入るよ、という話をしたら、そもそも転学したことを伝えていなかった。別に言わないでおこうと思ったわけではないのだが、お互いが忙しい時期がすれ違っていたみたいで、こういうこともあるのかもしれない。走行しているうちに夜になり、散歩。zoomミーティングをすると、その後結構疲れが残るのだが、1日三回までが限度だなと思った、それ以上は労働基準法で禁止してほしい。
July 22, 2020
7月22日
午前中にコロナ、結婚と健康へのメール返信、職域分離と結婚意欲の原稿の修正。ストレスがかかるものを午前に済ませる。午後2時までコロナデータベース2つを更新。スライドの用意、および昨日のミーティングのまとめ。気分が少し悪くなる、天気も怪しい。コロナのレポートを読む。報告の練習。9時からセミナー。
July 21, 2020
7月21日
昨日は疲れていたのか、今日は9時半くらいまで寝ていた。午前10時から午後3時までずっと結婚と健康のドラフト作り、目処がついたので共著者に送信。今週はこれくらいでいいかなと思う。とくに目標は定まっていないが、差し当たり来年開かれるかわからないPAA2021への提出を考えている。その後に5時から日本語ボランティア、夕食はナポリタン、シャワーを浴びて7時からきょうだい同類婚のミーティング。やはり話すと進むし、後は話す方が誤解は少なくなる。終了後1時間程度休んで、10時から職域分離の改稿。11時半ごろ終了。ipadで論文を改稿すると、twitterをみなくてとてもよかった。
July 20, 2020
7月20日
午前中に結婚と健康の仕事。昼までにかけてsegregationスライド作成。ほぼ終わる。結婚意欲論文の改稿。締め切りには余裕で間に合いそう。本を借り、アイスを買って家に帰って昼ご飯。翌日のきょうだい論文ミーティングのアジェンダ作り、共有。夕食後、ゲノム。をやろうと思ったが、結局結婚と健康のアウトラインと職域分離とスキルの話。新しいものを始める体力ではなかった。
留学覚書ノート
たまにこういうのも書きます。アメリカの社会学には日本からの留学生は本当少ないので、ランキングとか関係なくどこでもいいから、どんどん来て欲しいわけですが(もちろん、ランキングはそのプログラムが持つリソースと相関するので、ある程度重要ですが)。
留学のメリット、自分の強みを伸ばせる、アメリカの研究者とつながりやすい、色々と考えられますが、コースワークの違い一つとっても受けてきた教育を相対的に考えられるかと思います。例えば必修の理論の授業で、グラムシやドゥボイス、ポスコロの理論家がカバーされましたが、日本だと扱った授業を受けたことはなかったです。
社会学の理論でなぜポスコロが読まれることがあるのか、社会学の古典では西洋の近代化を扱いますが、例えばウェーバーは西洋資本主義の発展と切り離せない植民地の話はしません。アメリカで古典の見直しが進む一方で、日本の理論の授業は、そういったアップデートを含んでいるのか、わかりません。日米双方の理論の授業を受けることで、なぜ理論の文献のカバー範囲が異なるのか、考えることができます。そんなことは自分の研究に必要ないかもしれませんが、もしかしたら大切になってくるかもしれません。
July 19, 2020
7月19日
休日、11時近くまで寝ている、論文を読み、ルームメイトが作ってくれた刀削麺。その後論文にコメント、スライドの用意。夜ご飯はいつものメニューに、bbqのあまりのサーモン。結婚と健康についての論文。アブスト作成。ポッドキャストを二つ聞く。グラフを作成。
July 18, 2020
7月18日
午前中に早起きしてフラワーショップで観葉植物を購入、その後韓国スーパーで買い物。地熱の分析とポッドキャストのメール。その後sandingをして、ルームメイトがNY から台湾の友人を連れてきてBBQ、ご時世的にどうなのと思わなくもないかもしれないが、私は他の人の行動を制約できるわけではない。
July 17, 2020
7月17日
午前中は現代日本の本を読み、専攻分離の細々としたことを済ませ、結婚意欲の論文のレビューを確認し、ポッドキャストのメールのやり取り。午後はzoomミーティング,疲れたのでその後はtableのsandingをして終わった
July 16, 2020
7月15日
今日はひたすら専攻別性別分離の論文の改稿だった。supplementary analysis、結果の改稿、Sensitivity analysisなどを済ませ、残りは解釈の部分と一部コメント用の分析。新しいルームメイトとはよく話す。もともと社会学部で一緒に授業をとっていたこともあるが、東アジアバックグラウンドを含めて、興味が近いので時間を取られてもストレスにならない。今日はとうとうダイニングテーブルを手に入れたが、ちょっと汚れが目立つのでこれをどう綺麗にするか、思案中。
July 15, 2020
7月14日
月曜日は引っ越しの疲れもあり、直ぐに寝てしまったので火曜は午前5時半に目が覚めた。論文とtaxを印刷して、論文を読み、その後しばらく専攻分離の論文、11時からのcovidのミーティングに備えて、その後ミーティング。昼食を作って結婚と健康の話に入ろうかという時にアマゾンから荷物が届き、ルームメイトといろいろ組み立てていた。その後結婚と健康の話に戻り、メールの処理をしているうちに4時になり、車で家を出る。まずtax returnを提出し、その後荷物のピックアップ。マカフリーで買い物して帰宅、急いで料理をして大学へ。明日日本に立つ友人の送別会(というと大袈裟だがアメリカから出ると戻ってこれるかわからない時代なので、ちょっとそのつもりで)。帰宅して8時半からreadiのセミナー、終了後に麻辣湯を十人前作り保存。部屋に戻って残りの作業をしてビールを飲んで就寝。
July 13, 2020
July 12, 2020
引越し、新生活
7月10日から始まった引越しがようやくひと段落した(まだ一部家具などが揃っていないけど最低限の生活はできる)。引っ越した先は大学が提供する院生向けアパートで、今までアメリカで住んできた住宅よりはだいぶ綺麗で整っている。ちょっと無機質すぎなきらいがあるけれど、そのうち慣れるだろう。コロナ下で自宅はオフィスとしての役割を兼ねるようになり、居心地の良さも大切だが、効率よく仕事ができるスペースとしての役割も重要になっていると思う。
引越しは大変だった、この10年で10回目の引越しだったが(杉並⇨池袋⇨川口⇨マンチェスター⇨井の頭⇨巣鴨⇨水戸⇨マディソン⇨プリンストン)今回が間違いなく一番大変だった。まずコロナで非常に神経を使うし、湿度が高い中でもマスクをしなければいけない場面が多い。これに加えて、引越し当日はあいにくのtropical stormとバッティングし、大雨で何度も引っ越しが中断、最終的に全てが終わって寝たのが午前2時だった。翌日は買出しをした後に元いた部屋の掃除、部屋のオーガナイズ、鍵の受け取りをしていたが、頭痛がひどくてほとんど記憶がない。今日は今日で別の友人の引っ越しの手伝いをした後にマットレスの回収、日本語のボランティアをしていたが、午前の手伝いで疲れて午後5時くらいに1時間昼寝をしてしまった。前日の用意も含めてほぼ4日研究から離れてから今こうやって明日からの1週間の予定を考えていると、新鮮にプロジェクトを眺められるよさもある一方で、4日間で結構忘れていることもあるなと、危機感を覚える。
アメリカの引っ越しは日本とは異なり、自分でトラックを手配して運ぶ(つまりクロネコヤマトのような引っ越しサービスが相対的に少ない)のだが、今回はルームメイトになる学部の友人がトラックを運転してくれたので、その点は非常に助かった。次引っ越すときは自分が免許を持っていなければいけないと思う。
というわけで、ようやく新生活に入った。今まで私は自分の大学生活と関係ない人と一緒に住んだほうがいいと考えて、学部の友人と住もうとは考えていなかったのだが、今回は本来一緒に住むはずだった人がコロナ関係で予定が変更になり、同じくルームメイトを失ったその友人と住むことになった。この話も簡単に書いているが、色々と面倒くさいことがあり、コロナ下での引っ越しという経験は、これからの人生でも忘れないだろうと思う。
新しいルームメイトは台湾で生まれたアジア系アメリカ人で、学年は異なるが授業を一緒に取っていたので以前からよく話していた。専門的には東アジアに関心があるという一点を除き、ほとんど被りがないが、ネイティブのアメリカ人が多数を占めるプリンストンの社会学部にあって、背伸びせずに話せる数少ない友人の一人だった。もとから政治的にアクティブなのは知っていたが、この数日話してみると学部のホールウェイの立ち話では入れなかったような混み入った話もできて、価値観めいたもの(彼がどのように世界を見ているか)が少しずつだが、わかってきた。私は政治的にあまりアクティブな人間とは言えないので、こうやって言論の自由が許される空間で奇譚なく話せる友人に恵まれたのはありがたいことだと思っている。
時間があるときに書きたいと思うが、引っ越しの最中に起こっていた留学説明会の話を小耳に挟んだ後に、留学の意味とはなんだろうと考えると、こうやって自分が経験してこなかった、考えてこなかった、もしかしたら見ようとせず目を背けてきたことを抱えて生きている人の価値観に触れ、自分の考えをアップデートできることなのかもしれない。
新しい環境に入れば境遇の違う人と会うのは難しいことではなく、そういう意味でこの点は留学だけが提供できる経験ではないだろう。例えば、上京して大学に進学することは、自分が住んでいたことのない地域の人と接して考えを改める機会になるだろう。それでも、国を跨いだ移動は、価値観の異なる人との接触頻度を大幅に増やしてくれるだろうし、自分の価値観への揺らぎの幅も多いはずだ。
留学の利点はなんだろうと突き詰めて考えると、学位やネットワークといった便宜的なものも大事かもしれないが、こうした自分の人生を豊かにしてくれるような人、環境との出会いなのかもしれない。新生活に入って多少感慨深くなっているので、普段とはいっていることが違うかもしれないのはご愛敬。
July 9, 2020
7月9日
引越しで引き続き忙しい。午前中に片付け、洗濯、乾燥機をかけている間に図書館に入らない本を返しに行ってbent spoonでバジルアイス。ずっと片付けで、8時くらいから一気にメール返信。
22時からUpennの韓国研究セミナーに参加(一応ほぼ全参加してる)。
今日の話は職場のコンテクストに着目した男女賃金格差の研究。女性管理職が同じ職場の女性をfavorするのかpunishするのかという、多分その業界では古典的な話があると思うんですが、今日の発表では韓国の食品企業の2011-2018年の従業員データを使って、職場の女性比率と女性管理職が男女賃金格差に与える影響を見てました。ざっくりまとめると、女性の中で一番賃金が低く(したがって同じ職場の男女賃金格差も最も大きく)なるのは女性が少ない職場で女性が管理職の場合(解釈としてはカンターなどを引用して、女性比率が少ないところほど女性自身が自分たちをマイノリティだと認識して同じ女性への評価を避けたがる)、一番女性で所得が高いのは男女比率が半々で女性管理職、みたいですが、その職場で働いている女性が限りなく少ないので全体としては男女賃金格差は大きいままだということでした。
政策的なインプリケーションとしては、単に女性管理職を増やしても逆効果になる可能性があって、会社全体で女性を増やしていかないといけませんねというものでした。分析で用いたwork place fixed effectの解釈がちょっとまだよくわかりませんが、longitudinalにみたindividual fixed effectとは母集団が異なるので結果も異なるようです(ただindividual fixed effectは女性管理職は女性に賃金にマイナスとのこと)。理論部分で女性が少ない職場で女性は脅威を感じるというstatus threat仮説を出していたので、その管理職女性が管理職になる前に男女統合的な職場出身だったかどうかも重要なのではないか(それは縦断調査なので取れるはずなので)と質問してみたら確かにキャリアの観点で見てみるのも必要だと賛同していただきました。個人的に超ショボいことを言うと、私以外全員韓国研究者のセミナーで質問できたのでえらい(マイノリティとして圧を感じた)。
女性管理職の効果に異質性があるんじゃないかというのが私の質問の意図だったのですが、例えば同じ企業にずっと勤めてきた女性管理職と、転職してきた女性管理職の人を比べると、前者の方が企業風土に慣れているので前例を踏襲しがち→女性の評価を控えめにしがち、などもいえるのかなあ、と思いました。
この辺り、恥ずかしながら全然知りませんし、そもそも女性管理職が少ない日本や韓国だとこの異質性に対する問い自体が難しいのかもしれませんが、面白いなと思います。
明日引越しなので忘れないうちにメモ。
こう言うと怒られるかもしれないんだけど、研究外のことで心がすごくソワソワさせられる日々の中で、こうやって研究の話を目にするだけで心が落ちつくし、ずっと論文書いていた方がストレスは少ない(本当はもっと現在進行形でパブリックに起こっていることに目を向けるべきなのだろうけど
July 7, 2020
7月6日
引越しに研究とtenya wanyaな最近で日記も疎かになってしまった。昨日は日曜だったが日本の月曜午前の研究会に参加。終わるのは日付をまたぐ頃になっていて、アドレナリンが出て全然寝れなかった。おまけに5時に起きてしまいちょっと眠い。それでも月曜とは思えないくらいテンションが高く、起きてすぐコーディングをしていた。私は一年のうち、5時に起きる日よりも5時に寝る日の方が多いので、今日みたいな日はかなり珍しい。
午前10時過ぎまで土日の仕事で終わらなかった仕事の残業。rコードで分析結果を更新。昨日再提出したw-8フォームが受理される。その後職域分離の論文を少し書き、そろそろゲノムの論文に入ろうかと思った矢先、学長から来学期のプランが公開された。かねてからの噂通り、1、3年生は秋学期、2、4年生は春学期にキャンパスに招かれる。ただし、授業基本的にオンライン、それに伴って授業を10%削減。学期の日程は確定していないが、通常の9月2日からではなく8月31日から開始する予定との声明も併せて発表された(*)。この日の学長の声明でアカデミックスケジュールが確定されていないのは、これがファカルティの承認が必要な事項のためで、university faculty meetingは来週に開かれるとのこと。
声明の内容はおおよそ噂通りだったので特に驚きはなかったが、改めてキャンパスに招かれてもオンラインで授業を受けなくてはいけない学部生が可哀想になる。よく読むと、教員の裁量でin personにすることもできるようだが、時差の異なる海外を含め世界中に散らばる学生たちのことを考え、on campusにいる学生も含めてオンライン授業ということにしたと推測している。これに対して、大学院生は全てキャンパスに戻れ、授業がin personかどうかは各プログラムの裁量次第ということだった。しかし、授業がオンラインなのに感染リスクを抱えてもresidential collegeに住もうと思う学部生がどれくらいいるのか、私は正確にはわからない。留学生に関しては裏技で母国の大学にstudy "away"するオプションもあるらしく、私だったらその選択肢も考えたかもしれない。ただし、プリンストンのはちゃめちゃに高い授業料を払わなくてはいけないのかもしれない。アメリカの大学は高い授業料に見合う「いま・ここ」でしか味わえない経験をキャンパスで提供する一種のエンターテイメント産業だと最近は考えているのだが、授業がオンラインになるとそのキャンパス体験を提供できず、高額な授業料に不満が出ることになる。厄介な問題である。
この声明を聞いて、社会学部や人口学研究所の授業はオンラインなのかin personになるのか想像をしていたのだが、数時間後にこの授業形式が突如として政治的マターになってしまったはご承知のとおりである。最近は1ヶ月に1回のペースで今年の初めでは全く想像できなかったようなことが起こっているので、慣れてしまったというか、まあトランプならやりかねないと特に驚かなかった。ただ、ツイッターでは研究者を多くフォローしているため、TLには速報を伝えたジャーナリストがICEのウェブサイトの文言を引用したスクリーンショットにあふれていた、これもこの数ヶ月、おなじみの光景である。ある西海岸の(こういう時は大体西海岸かNYCの先生が声を上げるのだが)先生が、私はin-person のindependent studyをする(からその大学の学生は不安に思う必要はない)と、好意的に見れば勇気付けられるツイートをして連帯を示そうとしたのだろうが、冷静に考えるとそういう個人の行動でなんとかできる問題ではないから問題になっているのだ。
これについては大学の対応を見守る他ない。おそらく大学院生についてはindividual studyなどがin personで開講ということになり特に影響はないのではないかと想像しているが、少なくない学部生は影響を受けるだろう。
少し文脈がそれるが、私が気になったのは、「アメリカに貢献している留学生、特に大学院生を排除することは愚策だ」という論調である。言いたいことはわかる、実際アメリカの経済・文化に世界中から集まる留学生は「貢献」しているだろう。しかし、貢献している人を排除するから、政府の方針は愚策なのだろうか、であれば貢献しない移民を不公平に排除することは正当化されるのだろうか。近しい留学生の大切さを訴えようと、国家に貢献する留学生、というナラティブを使ってしまうのは研究者でもみられる。留学生を国力の手段として見なすことは、ナショナリストの口実にみえるのは私だけだろうか。
(*) 枝葉の話だが、この8月学期開始のためにTA - 弊学ではAssistantships in Instruction (AI) ないしpreceptorと呼ばれる、preceptorという言葉を定着させたのは、先日話題になった名前を言ってはいけない、あの人-の雇用が8月から開始することになり、8月分の給料も出ることになった。ただし、プリンストンは基本的に博士課程の学生にfellowshipを出していて、TAとの待遇にはほとんど違いはないので、増額される給料は本当に微々たるものである。
July 4, 2020
7月4日
午前に日本語ボランティア、敬語について。午後2時からルームショウ。午後7時まで性別職域分離の論文。その後ランニング。
July 3, 2020
7月3日
この二日ずっと研究してたので今日は疲れがすごくでずっと上の空だった。最低限の仕事。職域分離の論文を加筆、結婚と健康の論文の分析、covid-19ミーティング。genome論文へのリプライ。
July 2, 2020
7月2日
二日間日記を書いていなかった。今日は9時から専攻分離の論文のミーティング。その後ミーティングを踏まえてデータを分析。そのあと地熱の分析。20時から地熱のミーティング。合間に2nd year paperのapprovalもらったり、困っていた税金関係の進展があったり。夜10時から韓国セミナーを聞きながら地熱、コロナデータセットと健康と結婚の分析。今日はほとんどメールも見ず分析をずっとしていた。昨日もずっと分析。パスポートをなくしてパニックになったのが一昨日なのがすでに遠い日に思える。セミナーは11時40分に終了。そのあと奨学金の書類を埋める。