May 8, 2019

5月7日

とある論文の査読結果が来た。(もちろん)トップジャーナルではないけど、エディターのレビューのまとめが秀逸。なぜ指摘された修正が必要で、その修正でこの原稿がどういう研究に貢献しなくてはいけないのかが簡潔に表されてて頷くところばかりで、結果はどうであれこの方向性で修正するのは実りが大きそう。
弊学ではトップジャーナルからトライしないのは言語道断、みたいなカルチャーがあり、入学前に投稿したこの原稿はあまり自信がなかったこともあり存在を半分忘れていたが、まずは既存研究の上に立って貢献ができるよう改稿してみようと思う。そのカルチャーについては、考えがあるが棚に上げておく。
トップ誌志向も、結局はアメリカの市場で評価されるために必要なわけで、在学中それなりに論文書き、卒業後は帰国する考えに転換すれば、諸々のプレッシャーから解放されるが、それがいい研究をするための誘引だと信じる他ない。というか時間が経つにつれ、様々な理由で帰る選択肢は現実的ではなくなる。

と思って酒の力を借りて査読コメントをまとめてみたが、割とマイナーなコメントが多かったので助かった。

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