最近、自分の中でアスピレーションの研究がアツい。進路選択の男女差のメカニズムを考え出して文献を見ると、同じ研究でも今までと異なる示唆を得ることができて、研究することの醍醐味を感じる。特に制度とアスピレーションの関係がアツい。エステベス=アベさんの研究を補助線にすると深い研究になる。
福祉レジームやVoCの話は一旦博論に入れようかと思ったけど、うまくフィットしなかったのでプロポーザル段階で落とした。結果的にまたそういう話に回帰しつつある。男女の進路選択の差を考える時にノンメリトクラティックという言葉でまとめると、せっかく概念化できるものを残余にしてしまう。
ここ最近は「手に職」という言葉で表現される女性に多いアスピレーションを、レジーム論などに依拠しながら、うまく理論化(=理論的に翻訳)したいと思ってます。勝手にskil portability aspirationsみたいに言ってますが、多分意味がわからないと思います。